冬の自然体験   2004.12.27-30

 2004年12月27日から30日にかけて、乗鞍高原・上高地に行きました。例年に比べ積雪が極端に少なく、初日に予定していたスノーシュー(雪上を歩く際にもぐらないように靴に装着して道具)体験を中止してネイチャースキー(自然の中を歩くスキー)で夜泣き峠に行ったり、2日目も東大ヒュッテや乗鞍高原の上部に行きました。3日目・4日目の上高地はスノーシューやネイチャースキーを使うことができなくてツボ足(靴を履いた状態で歩くこと)で行きました。森の中も自由に歩くことも出来ず、ひたすら木道に積もった雪の上を歩くことになりました。期待した動物との出会いでは、イワナ、マガモ、カワガラス、最終日にはサルにも会えました。期待以上の出会いをさせてくれた冬の上高地に感謝します。
 今回のプログラムでは13名中3名の体調不調者を出してしまい全員で上高地に行くことが出来ませんでした。後半の2日間を2つのグループに分けて行動することになり、移動型プログラムの難しさを思い出しました。
 今回上高地に行くことが出来なかった子どもたちと釜トンネルの前で、来年こそ上高地に行こうと約束をしました。子どもたちも『来年は必ず上高地に行くぞ』と感想文に書いてくれました。ネイチャースキーを使って上高地に一緒に行かれることを期待しています。  アサG(浅野 純一)

12/27 雪が少なく休暇村からすスキーをつけてスタート 12/27 夜泣峠へは余裕で到着 12/28 夜泣峠から東大ヒュッテへ向かう途中乗鞍岳が姿をあらわす
12/30 誰もいない冬の河童橋。雪が少なく少し残念 12/30 最終日、上高地ツアーの最後、ついにサルが出てきてくれました 12/28 東大ヒュッテ前に全員勢ぞろい。天気がよくて春みたい
12/29 ウェストン碑間で来ると今夜泊まる村営冬季小屋までは後少し 12/29 上高地へのツアー。大正池で一休み 12/28 雪の林道をヒールフリーのスキーで気持ちよく滑る