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振り返り
-野麦ベスト5 |
野麦学舎にさようなら |



3月26日から31日までの6日間、高山市高根町野麦で各種の自然体験活動を行ないました。春の野麦は今年で5回目になります。毎年思うことですがパワーのあるフィールド相手にそれ以上のパワーを出して乗り越えていく子ども達のたくましさを見ると日本の将来を悲観することはないと私たち指導者は確信しています。
今年は入村する前に60cmの積雪があり、根雪とあわせると1mを越す大雪の野麦の入村になりました。途中スタッフの車は阿多野の坂を登れず、それを救助に行ったもう1台のスタッフの車は道路から脱輪し大騒動でした。その間、子供達にしっかりアイスブレークをしていただいた山崎先生ありがとうございました。個人的な話しですがまた借りが出来てしまいましたね。
27日は日和田で木工体験や雪遊びをしました。その頃になると子どもたちはすっかり打ち解けていました。鉄塔付近でスキーをする頃にはいつもの野麦の様子でした。
ところが、問題は28日でした。直径4mのイグルー作りがはじまり、4段目を積んだあたりから本格的な雨に変わりました。子ども達の衣類では雨の中での活動はできません。雨プロでその場をなんとかしのいだのですが、当日夜のリーダー会ではなんとしてもイグルーを完成させて子ども達に達成感を体験してもらいたいと決定しました。
29日は雨もやみました。早速イグルー作りの再開です。今回のイグルー作りの主役は思春期男組の子供達でした。朝9時からはじめ、最後のブロックをミノルが置いたのは夜の6時でした。直径4m、高さ2mを越す大イグルーが出来上がりました。途中カジサンは脚立から落ちて脱落しました。いつもならイグルーで寝るという子ども達がいるのですが今回は全員疲労困憊でだれも泊まりませんでした。
30日は野麦牧場で雪上(雪中)オリンピックです。屋根の上からのチューブ滑り、転びまくるドッジボール等、いつもの楽しい種目が続きます。夜は野麦の館での炉辺の集いで郡上踊りを楽しみました。
今年の4月から高校生になるガクト、ミノル、スタッフのモトキ、イグルー作りご苦労さんでした。岐阜新聞の取材担当エリカ、なにごとも一所懸命だったカイジ、芸術家ヤッチー、イグルー泊まり最年少記録のナオキ、スキーの達人ナオコやその他の人たちにもう一度言います。君達が生長していく過程を多くの大人が温かくしかも厳しく見守っていることを忘れないでください。
最後にいつも私達のプログラムを支援していただく野麦の皆さん、ありがとうございました。

<雪上オリンピック>