金華山・長良川自然体験教室「金華山の自然と遊ぼう
       (「子どもの居場所作り」推進事業)
         
―落ち葉遊びと焼き芋―       2005.1.28





長良川に川原を歩きます。 岩舟川の遡行。堰堤をよじ登ります。 川底の陽だまり散策 川底の水溜り。氷の下にはなんと小魚がいました。
熊手づくり 火であぶって竹を曲げる 熊手作り 錐で穴をあけ束ねてボルトでとめる 熊手作り 大人の手を借りながらみんながんばってます。 作った熊手でさっそく落ち葉をかき集めます。
落ち葉の中に芋を埋め点火 芋が焼けるのを待ちながらお昼にします。 焼き芋おいしい! 灰は土に埋めてしっかり後始末 落ち葉でラミネート

 金華山は照葉樹林の山で落ち葉焚きには似合いません。何よりも国有林なので焚き火は問題です。焼き芋のできる場所を長良川の小さな支流の岩舟川の近くに見つけてきました。岩船緑地のあたりには雑木林が多くアベマキの落ち葉がいっぱいです。エヌエスネットの基本方針、面白いことは自分の足で見つける!集合場所のグランドホテル前の川原駐車場からは焼き芋の場所までは歩いて移動します。岩舟川沿いに歩く予定でしたが、アサ-Gが川底に下りて歩き始めました。その手があったのか!岩舟川はいわゆる「3面張り」で「不自然型工法」ですが、涸れた川底は草原になっていて歩いてみると結構面白い。もちろん車の危険はありません。ひっつきむしが大喜びでくっついてきます。予定の場所につくと早速.熊手作りにとりかかります。竹の材料をバーナーの火であぶって曲げる、切りそろえる、錐で穴をあけ、束ねてボルトでとめる。小さな子どもたちにとってはなかなか大変な作業です。それでも頑張って立派な熊手が出来ました。今回はボランティアの方やNPOセンターの「NPO起業・就職研修」の研修生の方にもお手伝いいただいて大変助かりました。そして焼き芋。もちろん燃料は手作り熊手でかき集めた落ち葉。風が強いかったので、川底で焚き火をしました。最後は灰を集めて、埋めて始末。焼き芋のできはというと……。これがまた感動的なうまさ。子どもたち、大喜び!私にとっては何十年ぶりかの焼き芋でしたが、昔はこんな楽しいことをしてたんだと思うと同時に、日本の正しい焼き芋を復活させねば、との強い思いにかられたのでした。