金華山・長良川自然体験教室「金華山の自然と遊ぼう
     (「子どもの居場所作り」推進事業)  
       ―金華山の花
             2005.6.25

 第2回目のタイトルは金華山の花。金華山のいわれは5月になると山が一面黄金色のシイの花で彩られることから。しかし、シツブラジイやアラカシなどの照葉樹で覆われている金華山は決して花の山ではありません。モチツツジをのぞいて華やかな花がほとんどないのが事実です。
 それでもあえて花探しのプログラムを組んでみました。子どもたちに飽きさせないようにビンゴゲームを取り入れました。コースは百曲登山道を頂上まで登り七曲登山道を下ってくる。途中花を見つけたらシートに花をスケッチしてビンゴを完成させていく。花と一緒に「花のお友達」昆虫を見つければポイント加算というところがミソ。でも、やはり花は少ない。「よく探す」、見つけたら「よく見る」、「じっと見る」ことが大切。よく観察する子どもは花の特徴を見つけ、花に集まってきた昆虫もよく見つけます。概して女の子の方がを細かいところによく気づくようです。花探しにあきてしまった子もいましたが、みんな頑張ってビンゴを完成しました。最後はビンゴシートの色づけして出来上がり。やはり、よく探した子どもが最高ポイントを上げました。次回は「花のお友達」昆虫を探します。今度は男の子も頑張ってね。

まずは基本のドクダミ 花びら
(本当は花びらでない)4枚
ツユクサ(午後には
つぼんでいました)
花を見つけてスケッチ カナメモチの花


サカキの花 しっかり花のスケッチ
テイカカズラの花 ムラサキシキブの花
頂上でお弁当 これは実(ウスノキ) モチツツジの花が
残っていました
色づけしてビンゴ
シートの完成