金華山・長良川自然体験教室「金華山の自然と遊ぼう
  (「子どもの居場所作り」推進事業)
    ―金華山の動物・虫―
           2005.7.16

 
第3回目のタイトルは「金華山の動物・虫」。私たちは高度経済成長以前に岐阜市で育ったのものは金華山でよく遊びました。登山道でない山の中へ入っていく。それだけで、十分冒険の気分が味わえましたが、やはり珍しい昆虫を見つけるととても興奮したものです。でも今から思うと、ヒラタクワガタなどの「商品価値」の小さいものをつかまえて大喜びしてたものです。そして現在、子どもたちを喜ばせるだけの動物や昆虫はいるのでしょうか。
 当日と前日の夕方と朝に下見をしてきました。リスの声は聞こえるものの、面白そうな動物は少なく、少し心配でした。そして本番、七曲登山口から切通しを抜けて岩戸公園に抜けるコース。キノコ、トカゲ、ヤスデ、アリのえさになっている甲虫の羽、そしてセミの幼虫(生きている!)などなど、子どもたちは次々に面白いもの見つけていきます。休憩地点で子どもたちは樹液が出ているアベマキの木を発見。そこでついにクワガタをゲット。やりました!本当に子どもたちの目ざとさには感心します。十分道草を楽しんで、岩戸公園についたのは昼。ようやくお弁当にありつけました。ここでやっと捕虫網の出番。トンボを捕まえました。帰り道も十分に楽しんで、あっという間じ時間が過ぎてしまいました。最後は集合場所の自然環境学習センターで今日の収穫の報告会。いっぱい楽しい発見がありました。中には動物のフンをゲットし、おタカラとしてフィルムケースでうちに持ち帰る子どももいました。やはり、金華山は楽しい遊び場ですね。
ドクキノコ?発見 樹液の木でクワガタさがし ?のウンコ デカキノコ


おもしろいものいっぱい見つけたよ
何かいるぞ! ノコギリクワガタ?の残骸
セミのぬけがら
いっぱいあるよ
生きてるセミの幼虫
きれいなチョウの羽 カラスの羽根ひろったよ リスがかじったあと リスが鳴いてるよ