金華山・長良川自然体験教室「金華山の自然と遊ぼう
  (「子どもの居場所作り」推進事業)
    
―ひっつきむしで遊ぼう―       2005.10.22

 
今回は山から降りてを長良川の川原で遊ぶ計画でした。なぜわざわざ場所を変えたかというと市内では珍しいカヤネズミの巣を見る絶好の季節だからです。ところが下見に行ってみると、いつも見つかる場所で全然見つからず。カヤネズミの専門家、大野先生に聞いてみたところ、今年の長良川はゼロ、去年の大水ですべていなくなってしまったとのこと。自然の猛威には勝てません。急遽プログラムを、「ひっつきむしで遊ぼう」に変更ししました。下見をしてみると川原はセイタカアワダチソウやアメリカ○○クサやアレチ○○ソウなどという外来種にすっかり占拠されてしまい、在来種がさびしい状態になっていました。それでもいくつかの<ひっつきむし>はたくましくはえていました(これも外来種?)。
 
さて本番。ひっつきむしを見つけると子どもたちはすぐに投げあったり、くっつけあったりして遊びはじめます。ひっつきむしだけでは飽きてしまいそうですが、川原には一杯遊ぶものがあります。アサ-Gに笛の材料用に切ってもらった笹をもらうとさっそくそれで遊びはじめます。渡船の桟橋から大きな石を落とすだけという単純な遊びにも夢中になっていました。そして、ずぼずぼの泥んこの中に入って行くと、最後は土ぼこり巻き上げて遊びます。これではお母さんが大変ですね。<ひっつきむし遊び>はというと最後に<ひっつきむしダーツ>でもりあがりました。今回水遊びではかい川原遊びは全員初めて。川原でも一杯遊べることを実感しました。
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土ぼこりをまきあげて橋の下の<荒野の決闘> ひっつきむし(アメリカセンダングサ)のダーツ