2006.1.5-7

ホテル前の雪山に子どもたちは大喜び。さっそく雪遊びの興じます。 森の中は雪折れの倒木だらけでルートを見失うほど。それでも切り開かれた斜面を見つけて滑降 森の中の休憩所は厚い雪帽子をかぶっていました。 森の中のネイチャースキーからの帰り道 中居神社のムササビ観察。杉木立の中寒さに耐えながら待ちます。
ついにムササビは飛びました。何回も何回も。 興奮冷め遣らぬ間に梶さんのムササビの話
BCスキーをはいて雪の壁の中、和田牧場へのアプローチ 白銀に輝く朝の雪原には真新しい動物の足跡がいっぱい 広い林道も大雪に埋もれてちょっとしたラッセル ヤドリギを見つけてみんなで試食。種をはきだしてみると、――――!? 雪の上で休憩。天気がよくて気持ちがいい。
ああ、石徹白が見える。大分登りました。 和田牧場を間近に倒木帯に遭遇。やむなくリタイヤ。
今日も上天気。ホテルの2階から望む野伏岳と薙刀山 ホテル前で集合写真 阿弥陀ヶ滝への道は大雪の中。どういうわけが橋だけが雪かきしてありました。 危険を冒しての阿弥陀ヶ滝へのアプローチ。ついに凍りついた滝ガ姿を現らわしました。 滝からの帰りは雪面に人形をつけて遊びました。

 記録的な大雪の中雪害で大変な地域の皆様お見舞い申し上げます。
 私達積雪期の自然体験をすすめるものにとって雪がたっぷりあるのは魅力的なことですが、正直言って雪のフィールドまで無事たどり着けるか心配な部分もありました.。下見では桧峠への道が除雪のため動けなくなってしまいました。今回は公共交通機関、長良川鉄道を使用するということで足のほうは大丈夫なはずでしたが……。いざふたを開けてみると大雪のため白鳥〜北濃は運休になっていました。それでも「カルヴイラいとしろ」の送迎バスで白鳥まで迎えにき来てもらい現地に着くと石徹白は大雪に閉ざされていました。子どもたちはというと雪の壁を見て大喜び、
.早速除雪で出来た?雪の山に登って遊びます。初日のプログラムはネイチャースキーで冬の森遊びです。初日はなずは歩くスキーになじんでもらうという予定でしたが。想定外の大雪、森の中の散策路がはっきりしないばかりか、雪の重みで倒れた木が道をおおい、結局途中で引き返すことになりました。
 石徹白のお目当て、中居神社のムササビは今年はどうかな?ひっそり静まり返った大雪の日暮れの中居神社。寒さに震えながら待つこと30分。ムササビはついに飛びました。2回、3回、4回……。私たちを歓迎するかのように
(彼女の尻を追っかけまわしていたというのが真相のようですが)滑空して見せました。
 2日目はネイチャースキーで和田牧場へ。3日間とも雪に降り込められる心配もしていましたが、好運なことにこの日も晴れ。雪面が朝日で白銀に輝き、動物が縦横に動き回った足跡がきれいに残され、とても気持ちのいい出発になりました。それでも子どもたちにとって和田牧場までの道のりは遠く、最後はまたしても雪の倒木に阻まれ結局リタイア。それでも全員よく頑張り、転びながらも出発地点まで滑り降りてきました。エライ!エライ!
 そして3日目。この日も晴れ。奇跡的?最後のお目当て「阿弥陀ヶ滝」を目指すことにしました。とはいえ、異常な大雪。人の入った気配はほとんどなく、散策路も雪に埋もれ途中の休憩所までたどり着くのがやっと。ここで引きかえすはずでしたが……。スーパーG、梶さんが凍れる阿弥陀ヶ滝撮影の意欲に燃え、決死の登高開始。それにつられて子どもたちも登りはじめてしまいました。雪崩、滑落の危険のある斜面で懸命に安全確保し、やっとのことで滝の見えるところまでたどり着きました。阿弥陀ヶ滝は静かに、冷たく・蒼く輝いていました。この感動的な光景は子どもたちの心に一生残るこることでしょう。なにはとまあれ無事に帰れてよかった!よかった!
 とにかく石徹白はすごいところです。

石徹白自然学校