緑の招待状―新しい仲間の森へいらっしゃい―
大垣市新市誕生交流事業
大垣市と上石津町・墨俣町の合併に伴い、新大垣市に新しい森が生まれました。森と川とは「お友達」。新しい「出会い」を祝って、上石津の森をフィールドとした「森作り」・「森遊び」の体験事業を企画しました。
地元の理解・協力を得て楽しいプログラムが出来上がりました。晩秋とは思えないお手もいい日和でしたが、3連休ということもあってか、思うように人も集まらず、少人数の参加者での活動になりました。しかし、そのおかげで参加者にとっては多くのスタッフのもと十分に希望がかなえられる贅沢なプログラムになりました。
午前は「森作り体験」と「森遊び体験」に分かれて活動しました。午後はヘビパン(竹串にパン生地を巻いておき火で焼く)とクラフトをやりました。いずれもすばらしいフィールドの中で楽しく、とても印象深い体験になりました。
<参加者の声>「木の枝細工が楽しかった。」(小学2年生)、「のんびりした1日が過ごせてよかった」(母親)、「一生に一度かというような貴重な(間伐材の伐倒)体験をさせてもらって感謝している」(父親)
上石津の「緑の森」は大垣市民(そしてまわりの住民)の貴重な財産です。「水」と「森」は切り離して考えることはできません。たくさんの人が森に目を向け、森に親しみ、森から多くのものを学べる場を作っていきたいと考えています。(11月4日分)
12月にはいって寒波がやってきましたが、その直前、小春日和の一日に森の体験のプログラムを実施することができました。時期が悪いのか、今回も参加者を十分集めることはできませんでしたが、そのかわり参加者にとってはゆったりとしたゆとりの時間を味わうことができたと思います。今回も午前は「森作り体験」と「森遊び体験」に分かれて活動しました。男衆は枝打ち・伐倒へ。女衆は森の散策へ。広葉樹はすっかり葉を落とし、森の中は落ち葉のじゅうたん。気持ちのいい散策ができました。植林の森では、お父さんと子どもが協力して間伐用の木をしっかり切り倒しました。おみやげはそれぞれ山で拾った落ち葉や木の実と自分たちで切った桧の丸太と枝です。お昼は、火を起こして楽しい焼き芋焼きとヘビパン作り。そのあと、自分たちで集めた材料でクラフト。枝つきの丸太で作った小物掛けの大作の出来上がりました。
上石津の森は楽しく「森作り」・「森遊び」ができるすばらしいフィールドです。あらためてたくさんの人に森の体験をしてほしいと思いました。とくに親子で森に入ってほしいですね。(12月2日分)