金華山で野生動物に出会おう

―金華山の野ネズミに出会おう―   2007.11.25 in 岩戸東 

 しばらく続いた冷え込みの緩み、<小春日和>で絶好の<野遊び>の日和になりましたが、金華山のリスや野ネズミたちはどうしているのでしょうか。
 今日のフィールドは岩戸公園から日野に抜ける登山道沿い広葉樹の林です。金華山につながる山ですが、シイの自然林とは異なるアベマキやコナラが混じる二次林なのでかなり明るい感じがします。自動カメラやトラップを用いた調査では
タイワンリスタヌキイノシシテンアカネズミヒメネズミといった哺乳類が確認され、野生動物探しをするのに楽しいフィールドです。今回、事前に野ネズミ用のわな(シャーマントラップ)を仕掛けておきました(捕獲許可済み)。
 親子で林の中に入ってトラップをさがします。目立たないよう隠して仕掛けてあるので簡単には見つかりません。期せずして<
森の中の宝探し>になりました。「あった!」仕掛けた3台はすべて見つかりましたが、お目当ての宝―野ネズミは……?残念!空振りでした。1つには中のエサが食べられた形跡があったのですが。やはり野生動物(とくに哺乳類)は簡単には姿を見せてくてれませんね。それでも野ネズミがドングリをかじった痕と見られる<食痕>がいっぱい落ちていたので子どもたちはお土産に持って帰りました。次にセンサー付自動カメラを仕掛けた場所に行きました。カメラには狙い通りのアカネズミタイワンリスが写っていました。参加者には実物に会えなかったので写真で我慢してもらいました。
 午後からは午前中に拾ったドングリで
クラフトをやりました。近くで拾った木の枝を台にしてドングリに修正ペンと油性ペンで絵付けしたをくっ付けて完成。親子で楽しい作品ができました。

ドングリ拾い1 ドングリ拾い2 トラップ探し 食痕のあるドングリ イノシシ食痕(カキ)
自動カメラ撮影現場 スッポンタケ タヌキノチャブクロ ドングリクラフト ドングリクラフト作品