2008.3.1

 今回は地元本巣市から初めて3人の女の子が参加してくれました。彼女たちは晴娘?雨娘?雪娘?集合時間の9時過ぎにははけしく時雨が降りどうなることかと思いましたが、小雪は降ったものの時々薄日がさすまずまずの天候でした。そして積雪のほうはというと先週の日曜日に降った大雪のおかげで少ないながらも川原はしっかり雪がついていました。
 早速、まっさら雪のフィールドにトレース(シュプールまたはお尻の穴)をつけにスタートします。今回の参加者は小2〜小4の子どもとお母さん、お父さんの大人。女の子たちはスキーが初めてということで心配しましたが、歩き始めると…、元気、元気。滑っては笑顔、転んでは笑顔。そう、ネイチャースキーには笑顔が一番!腕(脚?)のほうも見る見る上達していきます。本当に子どもたちの順応の早さには驚かされます。お父さんはといえば、最初はかかとが止まらない、靴の支えもないクロスカントリーの板にとまどってこけまくっていましたが、それでもさすがっ途中から立て直して果敢に急斜面(といっても高度差5m、斜度30度といったところですが、これがなかなかどうしてスリリングなのです!)に挑んでいきます。お母さんはというとなかなかのバランスで次々に雪の「壁」をクリアしていきます。
 そして、あっという間にお昼に。定番の雪のテーブルでランチ。雪のフィールドのど真ん中で食べる食事はまた格別!子どもたちは食事が終わるとすぐスキー遊びに。まったく飽きることがありません。大切なことは転んでも転んでも「雪の壁」に挑戦する姿。その壁をクリアした時、子どもたちは大きな達成感と自信を得たはずです。クリアできなかった場合は?…もう一度挑戦する楽しみが残ります。こんな楽しい「ためになる」遊びはそうはありません。
 能郷谷は野生動物の気配が濃いところです。今回もキツネやタヌキやウサギなどの足跡が見られました。ウサギとキツネの真新しい糞も見つかりました。ランチスポットの近くでは獣独特のにおいか漂っていました。しかし、こどもたちはスキー遊びに夢中で野生動物のフィールドサインにはあまり関心を示しませんでした。ただ、考えてみると夜になると能郷谷の野生動物も子どもたちが遊びまわっているこの雪原を動き回っているのでしょうね。
 とにかく、雪の能郷谷は子どもも大人にも楽しいフィールドです。雪が好きな人、スキーが好きな人、ぜひ一度能郷谷のネイチャースキーに参加してみてください。雪の能郷谷の経験者の人!また一緒に能郷谷でスキー遊びをしましょう!

積雪は十分。スタート準備 能郷谷の雪原へ 雪の壁に挑戦 子どもも雪のテーブル作りのお手伝い 雪上ランチ。お弁当がうまい!
お昼が終わったら早速スキーき遊びへ ウサギの糞発見 雪の斜面を登って 滑る。そして転ぶ ネイチャースキーを終えて(除雪の)雪山で「やったね!」


 

親と子のネイチャースキー in 能郷谷