金華山・長良川の生き物と遊ぼう

―達目洞で野生動物に出会おう―   2010.5.22
 
 

 今回はエヌエスネットの常勤講師梶さん(梶浦敬一先生)が会議でいらっしゃらないので、弟子の良さん(高屋)が自然体験のお世話をさせていただきました。
 今回のテーマは「達目洞で野生動物を探そう」。達目洞は市街地のすぐ近くにありながら、驚くほど自然豊かなところです。この日5月22日はちょうど国連の定める「国際生物多様性の日」であり(本当は知りませんでした。ごめんなさい)、COP10の開催まで半年となった時期にこんなすてきなフィールドで親子で「自然遊び」ができることは素晴らしいことですね。
 生物多様性とというと難しそうですが、要はいろんな生き物がいておもしろい(最近の河原は多様でない外来種に占められてしまってつまらない)、もちろん人間の生活も豊かになるということです。
 まずは達目洞を歩いて自然観察をしました。虫やカエルがいっぱいいました。少なくなってしまったといわれるメダカも一杯泳いででいました。残念ながらヘビには出合いませんでしたが。草<虫<カエル<ヘビ<タカ(このあたりでタカがリスを捕まえて飛んでいくのを見た人がいるそうです)。食物連鎖の中の生物多様性がイメージできますね。
 達目洞ではいろいろな哺乳類の足跡が見られます。ということはいろいろな哺乳類が住んでいるということ。そこで足跡観察。その前に動物カード(良さんの手作り)で遊びながら足跡の学習。そして本日の目玉、石膏を使っての足跡の型どり。イノシシやアライグマ。いいお土産ができました。
 最後は泥んこ遊び。せっかく着替えた服もまた泥だらけに。それを楽しそうに見守っているお母さんはエライ!
そういえばイノシシも泥浴びが大好きですね。やっぱり子供は野生動物に近いのかな。

緑がまぶしい 池にはメダカがいっぱい 楽しいお弁当 動物カードで学ぶ 石膏足跡型どり
<達目洞の生き物>
カルガモのペア テンの糞 メダカの学校」 ザリガニの子ども ザリガニの残骸(犯人は?)