金華山・長良川の生き物と遊ぼう with たんぽぽのうち『自然ワーク』

―釣り餌現地調達手作りざおの釣りに挑戦―   2010.10.24
 
 

  今回はNPO法人たんぽぽのうちの『自然ワーク』が合流して子どもたち総勢22名。にぎやかな自然体験になりました。
 長良川ではこの時期「瀬張り網漁」が行われていますが、渇水して、川底の状態も良くなく、条件としては厳しい。今回の釣りは、できるかぎり「手作り」ということでまずはエサ採りから。グランドホテル前の川で川虫を探します。流れがあるので幼稚園児は水につからず水際で川の石をひっくり返してさがしましたが、それでも結構な数ヒゲナガカワトビケラの幼虫がとれました。次は河原を歩いて釣りポイントの鵜飼大橋まで。干上がった河原の石にはアユの「はみ跡」いっぱい見えました。
 そしていよいよ釣りに挑戦。流れが緩く安全なのはいいのですが、肝心の魚影(小バエ、ヨシノボリなど)が薄い。粘ってやっと子どもが1匹つりあげました。
 昼を挟んで、エサをミミズ(河原の竹やぶで蚊に刺されながらとってきました)に変えて再チャレンジ。多少「食い」はよくなりましたが、成果は全然。そこに「釣れたよ!」の声が。女の子が見つけてきた橋脚の水たまりのポイントで本人が見事に釣り上げました。「特定外来種」ブラックバス!。大人も参戦して計3匹。釣ったバスはというと?(特定外来種の魚はもちかえっても放してもいけません。)その場で焼いてみんなで分け合っていただきました。子どもたちの感想は?「おいしい!」よかった、よかった。