親と子のネイチャースキーin根尾東谷

2010.1.16

 この冬4度目の大雪。レンタルスキーのお世話になるNEOキャンピングパークに到着するとキャンプ場は大雪に閉ざされ人の気配もない。途方に暮れかけたところ、中から人の声が。キャンプ場の職員の方のやっとキャンプ場に入ることができ(昨日、一昨日と電話がつながらなかったのスタッフの方も大雪と雪崩の危険からはいることができなかったからとのこと)深雪をかきわけやっと管理棟にたどりつき(屋根からの落雪注意!)やっとスキーを借りることができました。
 足跡すらない深雪の中に入ってゆきます。<ネイチャースキー>とは歩くスキーで滑るスキーでもありますが、今回は「ラッセル」のスキー平地では滑らすどころかスキーの先端がもぐって進むのが大変です。それでも晴れた空の下降りたての雪はとても気持ちよく、小さい子は雪と戯れています。
 野生動物も大雪が降りやむのを待っていたようで、川(根尾東谷川)の対岸には
サルの群れが現れ、木に登って木の皮を食べている姿が見られます。それを見た子供たちは大喜び!
 結局、今回の<ネイチャースキー>はキャンプ場の端まで歩き(ラッセル!)、そこの斜面で遊んだだけ。「ネイチャー」の要素も、スキーで滑る要素も不十分でした。でも、この大雪(「自然の驚異」)こそがネイチャーで、野生のサルが近くに現れた(エヌエスネット『親と子のネイチャースキー』史上初)のがその証です。「自然」近い子どもたちは大人以上に自然の素晴らしさに感動したことでしょう。
                                          良さん(高屋)記
※ サルの写真(望遠レンズ使用)撮影:梶浦敬一氏
追記
 深雪を滑るのに大苦戦した参加者の子供(小学2年生)は<ネイチャースキー>の懲りることなく、次の回も参加してくれました。

ドカ雪でいきなりのラッセル、板をつけていない小さな子は腰までもぐってしまう 大雪の後の晴れ間、対岸の木の上にはサルの群れが 小学生以上だけが歩くスキー、それ以下の子供(オープン参加)は雪に埋もれる いつもなら滑って遊べる斜面も、板がもぐってしまう 小さい子はみんなでつけた雪の溝で雪遊び