金華山・長良川の生き物と遊ぼう

   ―手作り竿で魚釣り―   2011.6.19

 梅雨空の下、長良川の河原駐車場の広場では水防訓練が行われていました。 週間天気予報はずれて、ずっと☂マークになってしまいました。それでもそんなに水量増えてなく、なんとか釣りはできそうです。果たして釣れるのか?
 まずは釣竿づくりから。アウトドアの基本は現場主義。道具もできるだけ現地で調達する。針と糸と錘だけ釣具屋さんで購入して、竿の材料は「竹林広場」からいただきます。仕掛けづくりのロープワークの応用と実践。竿づくりは
子どもたちだけでなくアウトドアの経験が少ない若い世代の親さんにとってもいい体験になりました。
 次は釣りエサとり。川幅が広がり水温が下がっていたため予想通り川虫は少なく困りましたが、それでもカワゲラ、カゲロウ、トビゲラの幼虫が見つかり、子どもたちは大喜び、少ないながらエサもとれました。
 いよいよ本番の釣り。これも予想通り、岸近くには魚影はなくて手応え全然なし。そこでとっておきのポイントへ移動。さっそく女の子が1匹ゲット。最後は小さな子も含めて子どもたち全員がめでたく魚を釣り上げることができました。よかった!よかった!
 今回釣り上げた魚のほとんどがヌマチチブ(梶さんの図鑑による)。次回の魚釣りは秋10月29日。今度は釣った魚を焼いて食べましょう。
 子どもたちにとって自然の川での釣りは難しい。それでもこれまでの手作り竿での釣り体験で漁果ゼロというのはなし。毎回川の様子は変わります。釣りの状況も毎回違います。川は生きている。自然は「無常」です。だから自然の中での遊びは面白い。また一緒に遊びましょう。

ハリス、道糸、錘だけの仕掛けづくり 釣りエサの川虫とり。水が冷た~い 糸を垂らすもいっこうにあたりなし。 ポイントを変え橋脚の水たまりへ 釣れた~!
僕も釣れた~! 釣れた~!。やった~! まだまだ粘ります 今回の漁果 梶さんの図鑑で同定(ほとんどヌマチチブ)