親と子のネイチャースキーin諸家

2011.2.6

 今シーズンの奥揖斐はこのところの寡雪がうそのように豪雪です。その豪雪の諸家(もろか)にやってきました。
私たち雪遊びをするものにとっては雪の多いのは大歓迎なのですが、地域の人々にとっては雪は迷惑な存在です。
ここでも、雪による事故で1人亡くなられました(合掌)。
 今回は区長さんにお願いして集落の裏で遊ばせてもらいました。集会場の駐車場に車を止めさせれもらい、除雪された道路の道路の壁を乗り越えて雪に覆われた畑に入ります。小屋の周りの斜面や田畑の段差は格好のスキー(クロスカントリースキー)遊びのフィールドになります(昔の子どもはこんなところで手製の竹スキーで遊んでいたのでしょうね)。子どもたちの大好きなスキー遊び。今回の参加者のネイチャースキー初体験の最年少は小1。普通は小1の体力ではクロカンの板での上り下りはは大変なのですが、I君は音を上げずに最後までついてきました(えらい!)。(あきらめずにがんばると)ネイチャースキーの楽しさにはまってしまいます。彼はまた参加するはずです。
. 午前の部のハイライトは堰堤の取り付け道路を上がってのスキー滑降。村の外れまで来ると動物の足跡(ウサビ、キツネ、タヌキ、テンなど)がいっぱいで目を楽しませてくれます。各自思い思いに自分のスロープを見つけて滑降にトライ。今回はお父さん、お母さんが1人ずつ参加してくれましたが、大人はどうしても怖くて腰が引けてします。そして転ぶ(でも転ぶのもまた楽しい)。その点、子どもの順応性はすごい。見る見るうちにうまくなっていきます。ネイチャースキーの上達には雪とお友達になるのが一番!今日は雪はたっぷり、日差しも暖かく気分よく雪と遊べます。
 午後は除雪された道路のどんづまりまで入り、林道で遊びます。途中道路脇の建物の屋根から雪がせり出していて、いつ落ちてくるかが分からないのが怖い。林道に入ると動物の足跡が縦横に走ってまさに野生動物の天国といった感じですが、人間がスキー板をつけて上り下りするには少しきつい場所があります。側面の上の方からは落雪の危険、雪が多すぎて道幅が狭まり谷にずり落ちる危険。自然の中では大雪は楽しさと危険が背中合わせ。小さな子どももいるのであまり上の方まで行かずに引き返しました。
 最後は林の中へはいって行って木の間をぬって滑りました(本物のネイチャースキー!)。
 改めて諸家の自然、諸家の人々に感謝!


民家の裏もスキーのゲレンデに 田畑の段差を滑り下ります 大雪のおかげでどこでも滑れます。
屋根の雪に注目!
堰堤への道路から斜面滑降にチャレンジ 屋根からの落雪(下にいたらひとたまりのない)
村の外れから林道へ作業場(?)の上の斜面で遊びます 動物たちだけのフィールドにスキーでトレースを作っていきます 「近づくな危険!」子どもが大好きなつららが取れません。そこで雪玉投げを 林道ネイチャースキーの最後に一滑り
こんなにうまくなりました
ネイチャースキーで頑張ったご褒美は<練乳ぶっかけ雪玉>