揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び・森づくり

    ―サワガニをとってから揚げで食べよう―  2012.8.12

 暑い夏のなりましたが、森の中は「生きものざかり」。 森の中に入っていくと樹液の匂い漂い、カナブンやタテハチョウそしてスズメバチ(要注意!)が甘い汁を吸っています。クタガタやカブトムシも出てきます。
 今回は幼稚園児から小学生低学年の子どもそして若いお父さんお母さんがたくさん参加してくれて定員オーバーになってしまいました。
 まずは「ふがりの森」の神様に挨拶しに行きます。まさにこの森は神様によって守られています。もちろん地元の人たちが手入れして素晴らしい環境が保たれています。大切にしたいものです。森をぐるっと散策しただけで面白いものをいっぱい発見。もちろん、クワガタも捕まえました。
 森で遊ばせてもらうお返しに沢の清掃を行います。1年分のゴミ(空き缶や瓶)があるので少しずつきれいにしていきます(ほじくり返すと次から次へと出てくるのできりがないかもしれませんが)。それでもカニの赤ちゃんを何匹か発見したのはうれしいことです。この沢がきれいになってカニでいっぱいになるといいですね。
 午後からはお目当ての
サワガニとり。夏の渇水で少し条件はよくなかったのですが、頑張って1人1匹分(食べる分)を確保しました。もちろん小さいカニは逃がしてあげます。
 そしていよいよそこで今回のメインプログラム
サワガニのから揚げ試食!キャンプ用のコンロ(ガスカートリッジ使用)とコッヘル(携帯用小型なべ)でとったカニを揚げます。きれいな水にすんでいるので洗わなくても大丈夫!ただしキッチンペーパーできちんと水をふいておかないと入れたとき油が飛びます。寄生虫がいる恐れがあるので万全を期して2度揚げします。さあ試食!お味のほうは?(用意したした塩が見つからずに文字通りの素揚げになってしまいましたが「まままあいける」 1人1匹では食べた気はしないかもしてませんが、今回のサワガニ試食の趣旨はグルメでもゲテモノ食いでもありません。子どもたち(そして経験のお少ないお父さんお母さんいも)五感をっとして森の恵みを味わってもらうことです。
 参加者に日本の森の素晴らしさを知っていただけっればこの企画は成功です。

 次回は小川でザリガニを釣るぞ!

森の中は生き物の気配がいっぱい
イノシシの掘り返し跡の観察 
森と散策路がしっかり整備されていて乳幼児連れでの大丈夫  次々にいろいろ昆虫やカエル、カナヘビそしてヘビも出てきます  「何かいた!」
「捕まえろ!」 
森の中は出会いと発見でいっぱい
沢の清掃キャンプ場があったころのゴミがいっぱい1年かけてきれいにします 
短時間でこんなにたくさんのゴミが取れました  清掃の跡は滝遊び
子どもたちは滝に打たれてみんなびしょびしょ 
サワガニとり
大人も子どもも夢中になって探します 
頑張って食べる分のサワガニを捕まえました  サワガニとから揚げ
見る見るうちに黄金色に揚っていきます
「おいしそう!」
 

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