揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び・森づくり
―山芋堀りにチャレンジ― 2012.11.18
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11月のスペシャルプログラム『ふがりの森でソロビバーク』は雨が予想されたため、事前に中止とし急遽『山芋堀りにチャレンジ』を企画しました。地元の伊藤さんに相談したところ「これはどうだ」とアドバイスされ、試しに掘ったところ「採れた」のですぐ決定しました。急な話なので集まりが悪かったのですが、2家族が参加してくれました。
「ふがりの森」も秋が深まって、紅葉しはじめています。天候はまずまずですが、日が陰ると急に寒くなります。今日は峠を越えて車道まで歩きます。子どもたちが好きなドングリは少ないけれど、イノシシ(シカも?)の活動した跡やかわったキノコも発見し、こちらの森も結構面白い。
車道(峠を越えて谷汲へ抜ける道路)に出て山芋のつるを探します。お目当てが子どもでも採れるムカゴ。ただし、見つかるのは高いところのものばかりなので落ちていた棒で叩き落とします。早速試食。少し青臭いけれど山芋の味がする!
昼からはメインの「山芋掘り」。 「ふがりの森」の端の道路際がポイントです。日当たりのいい林縁には山芋のつるがいっぱい見つかりますが、問題はどれをねらうか?一回やってみるとわかるのですが、掘り始めると木の根っこと石ころとの格闘で大変な作業であることに気づかされます。「ここは掘っても大丈夫だよ。誰も掘らないから」との伊藤さんの言葉の意味がよくわかるというものです。それでも根性で掘り進め、芋の端っこが出てくると俄然やる気が出てきます。子どもたちは小さいので戦力になりませんが、芋が出てくると興味津々、芋を織り出すと大喜び。親と喜びを分かち言います。子どもたちの手前もあったと思いますが今回の親さんは棒を折らかすことなく途中でギブアップされなかったのは立派です。それどころか1本目を掘り出すと2本目にチャレンジ。予定時間をオーバーして頑張りました。
成果のほうは上々!試食できるだけの小さなイモが掘り出せればいいと思っていたのですが、しっかり「お持ち帰り」の分まで掘りあげました。(家に帰って自慢しなくちゃね!) そして試食。まずはムカゴを煎って食べます。「おいしい!」 (ビールのつまみにぴったし!)つぎは山芋。すりおろしは子どもたちが手伝います。具合はどう?ねばる、ねばる! おろし金から簡単に落ちてこない!(受験生に食べさせてやりたい!)カップきつねそば「どん×××」から天ぷらを抜いて「山かけそば」にしします。 味のほうは?カップそば味がワンランク上がりました!「おいしかった!」
山の神様、今回もおいしい山の幸、ありがとうございました。