今日は臨時に設けた日帰りネイチャースキー。小1の女の子とそのお母さん、ネイチャースキー2度目の小4男子とその友達、そして森林文化アカデミーの学生2人。ネイチャースキー初体験の人がたくさん来てくれました。空気はつけたいけど(今朝方−13℃のこの湯湯の最低気温を記録したそうです)、空は青く風はなし。雪質もよく、最高のネーチャースキー日和になりました。一面雪おおわれた根尾東谷川河原のフィールドが日を受けてキラキラ輝いています。
 NEOキャンピングパークでクロスカントリーのスキー板をスタート。問題は、歩くスキーが初めて(ほとんどの人がゲレンデでスキーもやったことがない!)がほぼ半分ということ。でも大丈夫!板を付けて歩ければOK。うまく滑れなくても転べばいい、そして雪と戯れればいいのです。その点、「お試し参加」の学生2人は十分楽しんだと思います。そして、ネイチャスキー初参加の野球少年H、さすが滑りでは何度もこけましたが、登りは強い。足腰が鍛えられている、将来有望です。後半になると慣れてきてずいぶんうまく滑れるようになりました。最年少のK、小1で体力がないのですが、こけまくりながら笑顔でみんなについてきました。そう、ネーチャースキーには笑顔が一番!

 みんなの頑張りで、目標の上流の赤い橋までいくことができました。途中、雪の上に点々と残った動物の足跡が目を楽しませてくれました。お昼は手作りの雪のテーブル(スコップで足がはいる部分を掘り下げる)。天気がよく、雪上ランチの味も格別です。食事の後、雪穴を掘ったり、雪を積み上げたり、スキー板を付けて周りを散策したり思い思いに過ごします。
 帰りは来たルートを引き返すだけですが、みんな慣れてきて雪の斜面を見つけては滑って(転んで)遊びながら進みます。そして、最後のハイライト「川越え」。流れが表れている小川を板を付けたまま(自信のない人は板を外して)越えます。冷え込みによって水量は減り、十分な積雪でスノーブリッジ(流れの上に自然に雪の橋がかかった状態)ができ、挑戦のチャンスです。緊張の中の挑戦でしたがが、スタッフのサポートもあって水の中に落ちることなく全員無事渡り切りました。よかった、よかった。
 こうして、歩くスキー(そして登るスキー、滑るスキー)を十二分に楽しみました。そして案の定、時間が押してしまい、解散時間が遅れてしまいました。解散場所でのお迎えのお父さん、お母さんずいぶんお待たせしてしまって申し訳ありません。それにしてもネイチャースキーは時間をわ捨てさせる<非日常体験>ですねえ。

 キャンプ場からスタート
天気晴朗、雪質良好
キャンプ場内での起伏を見つけて上って滑ります
雪がいいので転んでも気持ちいい! 
 定番、キャンプ場脇のスロープ滑り
自信のある人は斜度のある側面を滑ります
 小川の流れ出現
往きは安全を期して高巻きます(道路へ上がって)もう一度河原に下ります
雪の河原のネイチャースキー
雪の段差を滑って越えます 
 ゴーール!
目標の赤い橋までたどり着きました
今回は全員足が強い!
雪のテーブルづくり
子どもたちが頑張ってスコップをふるいます 
超胴長人間出現!?
 雪のモグラ穴−子どもたちが作り上げました
最後の難所−「川越え」 
川に落ちることなく全員無事渡り切りました
まだ遊び足らない?
キャンプに入ってからも 雪山を見つけて滑ります


親と子のネイチャースキーin根尾東谷

2012.2.19