金華山・長良川の生き物と遊ぼう
―達目洞で生き物とのふれあい― 2013.5.18
ツブラジイの花が満開になり金華山に「黄金の花」の季節がやってきました。達目洞のヒメコウホネも可愛い花を咲かせ始めました。野も山も緑にあふれ、虫も生き生きと動き回っています。今回は親子参加の1組のみ。(父母参観日の学校もあるとか。この気持ちのいい日にもったいない!)
まずは達目洞を歩いてひとまわりします。小1のS君は好奇心旺盛。テントウムシを見つけると捕まえて遊びます。ヘビイチゴを教えてあげると早速試食。「おいしくない!」 カラスノエンドウの実で笛を作って見せてあげると、サヤの中の実を試食。これも「おいしくない!」 自分の手で採って食べてみる。こうした体験はとても大切なことですね。ただし、中には毒のある植物もあるので、口に入れるときは専門知識のある人の指導に従いましょう。
次から次へと珍しいもの、面白いものを見つけてくるので達目洞を一周して戻ってくると昼になっていました。こんないい天気の日にはお弁当をもってやってくるだけでも楽しい。達目洞はそんな素敵な場所です。
昼からはメインプログラムの<野生動物の足跡観察>と<足跡の石膏型どり>です。高架の下の泥地にやって来ると動物の足跡でいっぱい。イノシシの「ぬた場」も発見しました。各自、好きな足跡を決めて厚紙の枠をセットして溶いた石膏を流し込みます。S君は大物のイノシシの足跡(副蹄つき)。お母さんはかわいいタヌキの足跡。石膏が固まるまでの時間(小一時間)。林の中へ遊びに行きました。林の中のけもの道では有害獣駆除のおじさん(わたし、良さんの知り合い)がイノシシを捕まえる檻を仕掛けていました(なかなか大変な作業です)。
戻ってくると、石膏はしっかり固まり、「動物の足跡の石膏型」が出来上がっていました。いい記念のお土産ができました。これで金華山の野生動物が少しでも身近に感じられればいいですね。
今度は生きた野生動物に出会えたらいいね。(会えるかな?)