金華山・長良川の生き物と遊ぼう
         ―Eボートで川を下って魚と遊ぼう―   2013.8.10


 長良川の夏は川遊びのシーズンですが、ここのところの猛暑は「河原遊び」には暑すぎる。炎天下、焼けた石河原でバーベキューをしている人の気が知れません。
 藍川橋の河原でEボートを膨らませた後、セーフティートーク(川下り、川遊びの安全のための諸注意)。暑いので川の中に入って行います。川の水は渇水期の夏の割には適度に増えていて、冷たくて気持ちがいい。早速、対岸の山田川合流点に向かって漕ぎ出します。今回はお父さんとおじいちゃんの参加者が4名参加し、漕ぎ手としては頼りになりました。
 山田川の合流点は本流とはコンクリート堤でしきられて自然のプールになっています。ライフジャケットを着ければ泳ぎに自信のない子でも安心して楽しく遊べます。水が冷たくて気持ちがいい。本流への流れ出しは天然のウォータースライダーになっていて楽しく遊べます。(ただし、体重の重い大人は岩でお尻を打つ恐れがあります。)
 つぎは、千鳥橋まで下ってお昼。河原はかんかん照りなので橋の下でお弁当をいただきます。川岸の浅いところで小さい子のお父さんが簡単な釣竿で結構な大きさのオイカワを釣りあげていました。川のコンディションがいいのが分かります。
 次のポイントは「古津のわんど」。水量が適度に多いので簡単についてしまいました。「わんど」は岸の岩と砂州で囲まれてよどみの状態になっています。泳いだり、もぐったり、岩によじ登って飛び込んだりして遊ぶことができます。ただし、飛び込みは土砂の流れ込みで水深が浅くなってしまい、高いところからは飛び込めません。隠れ岩もあって要注意。小さい子のとっては低いところからの飛び込みもちょっとした冒険です。チャレンジを繰り返してたくましくなっていきます。
 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、ゴールの長良橋に向かって漕ぎ出します。最後の楽しみは船からの飛び込み(ただし、流れが速いところでは船から離れてしまうので要注意)。飛び込みを繰り返しながら、漕ぎ下っていきます。昼からの向かい風にもかかわらず、お父さんたちの力強い漕ぎによって、スムーズに長良橋下にゴールしました。
 やはり、夏は川遊びですね。全国的な記録的猛暑のなか、こんな素晴らしい川下りができる私たちは幸せ者です。より多くの人に長良川の素晴らしさを知ってもらうことはわたしたちエヌエスネットの責務の一つです。

スタートの準備はEボートの空気入れから
お父さんパワーが働きます。 
藍川橋からのスタート
河原は炎天下でも水上は暑さ知らず
 
山田川合流点の自然の(半人造ですが)プール で泳ぐ
ライフジャケットが威力発揮
天然のウォータースライダーで川流れ
気持ちいい! 
今回はお父さんたち(おじいちゃんンも)も参加
力強いパドル(櫂)さばきで下っていきます。
「わんど」で泳ぐ 
泳ぎながら魚も観察できます。
「わんど」の壁をよじ登る
下は水なので落ちても大丈夫
岩の上からの飛び込み
水中には隠れ岩があるので要注意 
上の道路から降りてきた(崖要注意) 家族をギャラリーに思い思いに「わんど」で遊びます。 Eボートからの飛び込み 
Eボート川下りの楽しみの一つです。

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