金華山・長良川の生き物と遊ぼう
         ―Eボートで川を下って魚と遊ぼう―   2013.9.22


 
 各地に大雨の被害をもたらした台風で長良川の水かさも増えましたが、水が引いた後の長良川は透明度をまし、澄み切った青空のもと気持ちのいい川下り日和になりました。ただし、いつものことながら秋の行楽シーズン、運動会シーズンとあって参加者は1家族のみ。もったいない!でも、参加者スタッフともども、最高に爽やかな長良川を満喫した秋の一日になりました。
 長良橋の下からEボートをくりだしていきます。水が澄んでいるので、1m半ほどある水深でも川底の石がはっきり見え浅く見えます。さっそくボートから飛び込み川を流れていきます。水量は十分なのであっというまに忠節橋についてしまいます。以前は気になっていた釣り師も数が少ない。(アユが減った?)
 忠節橋の下は川遊びポイント。手網で魚を取りますが、気になることが。毎年のことですがこのシーズンになるとガリ(いっぱい釣り針がついた竿でアユをひっかける釣り方)の釣り針付きの釣り糸が絡んでそこらじゅうに落ちているのです。釣り方の性格上やむを得ないことかもしれませんが、かなり問題です。せめて糸を切らかした釣り師は後で回収する努力をしてほしいものです。
 切れた釣り糸は一部拾いましたがとても回収しきれるものではありません。それでも、ただではゴミ回収を終わらせないのがしたたかなところ。生きものを見つけるの得意のS君。今回は仕掛け(針、糸、錘)付きの折れた竿発見。早速、川虫(現地調達!)で釣りにかかります。「釣れた!」、「釣れた!」思いがけない「釣りつき川下り」になりました。
 Eボートでさらに川を下っていきます。大縄場大橋、鏡島大橋を越え、次の川遊びポイントは両満川の合流地点。ここは普段は人が入らない場所なので魚がいっぱいいます。今回の発見は?ピンクがかったウナギのような魚(たぶんヤツメウナギ、逃げられてしまった)、淡水二枚貝(長良川の本流にいた!ドブガイか?)
 最後のポイントは合渡橋かみの伊自良川合流点。ここはヤナギなどの河畔林が密集していて野生動物の気配が濃い。増水で泥が流され、予定していた<石膏で足跡型とり>はむずかしいかと思えましたが、ちゃんと残っていました。ヌートリア、イタチ、タヌキ、石膏の足跡型をお土産に持ち帰ることができました。
 岐阜市(40万都市)内を流れる長良川は中流から中下流の様相を見せる中、四季折々美しい姿を見せています。何よりの水がきれい!魚がいっぱい!そんな長良川の素晴らしさを味わうには川下りが一番。一人でも多くの人に長良川を体験していただき、長良川の美しさを打つまでも見守っていきたいものです。

 
長良橋の下からスタート  金華山をバックに漕ぎ下っていきます  エビぞって頭を水につけると川底を砂が流れていくのが聞こえる?  Eボートから飛び込んで流れていきます  拾った竿で魚(ヌマチチブ) が釣れた!
忠節橋下で
忠節橋からさらに漕ぎ下っていきます  Eボートでゆっくり下っていきます。
釣り師も気にならない 
大きな淡水二枚貝ゲット
 両満川の合流点
タヌキの足跡発見
真新しい糞も一緒
 合渡橋かみの伊自良川合流点
対岸に漕ぎ渡ると合渡橋のサッカーグランドがありここゴール 

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