今シーズンは2度のどか雪があって2月いっぱいはネイチャースキーは大丈夫、と思っていましたが、思い通りにはならないのが自然。このところの暖かい陽気で先週降った大雪がみるみるうちに融けてしまいました。はたして今日の根尾東谷の河原の雪はどんな状態でしょうか。
 すっかり乾いた道路(といいたいところですが、一部凍っていました。要注意!)を通ってNEOキャンピングパークへ。雪はそこそこのこってはいましたは、やはり融けが早い!キャンプ場からのスタートとなる脇のスロープは雪解け水が溜まっていました。このまま滑り込むと<ウォータースキー>!(昔、ロッセスキー場でやっていました)水たまりに近づくと何やらおかしな声が。水の中を除くと何と!カエルが泳いでいるではありませんか!!思わず「ゲロゲーロ」(驚きの声) もう春なんですね。河原の雪原にはもうネコヤナギの花穂が出ていました。春ですねー。
 雪の河原を進むと小川が現れます。雪が多いときには強引にわたることもできますが、今回は水量が多くて断念。そんな時はいったん道路へ上がるのですが、道路への上り下りが大変。段差の少ないところを見つけ日の反対側にわたります。そして、融け残った雪をつなげて進んでいきます。この根尾東谷のフィールドは車の通る道路が近くにあり、自然度は高くありませんが、それでも雪がつくとネーチャースキーのフィールドに様変わりしてしまうのが面白いところ。コースは起伏のある雪の斜面でところどころある立木など(時には人工物も)の障害物を避けていかなくてはなりません。入門編のネイチャースキーのコースが応用編になってしまいました。今回の参加者はネイチャースキーのリピーターFさんファミリー。最年少の小学1年生を含めて巧みにコースをとっていきます。(ネイチャースキーには経験と読みも必要なのです。
 ようやく目的地の赤い橋までたどり着きお待たせの昼食。持参した雪山用のスコップで子どもたちが雪のテーブルとベンチを作ります(慣れたものです)。風は穏やかで日差しは暖かい。絶好のスノーランチ日和です。これだけでもネイチャースキーの価値があるというものです。)
 時間も押していて、帰りも同じコースを選ぶのは面白くないので、車(文明の利器)を使うことにしました。クロスカントリーの板を履いてキャンプ場まで戻る途中、来たとき雪がついていた川岸の斜面は雪が解けてコンクリートの護岸が現れていました(雪の下はこんなになっていたんだ)。車で戻ってきたときには子どもたちが自分たちの入れるかまくらを作り上げていました。うまいもんですねー。
 最後は車が下りられる道路(もちろん雪の下)を通って車のある鳥居のところまで戻ってゴール!
 NEOキャンピングパークのある根尾東谷は雪がなければ人工物が気になる荒れた河原かもしれません。それが雪が積もると一変、初心者にも楽しめる格好のネイチャースキーのフィールドになります。まさに雪の恵みです。
 ゲレンデを出て、板を履いて雪の野に出よう!もっとネイチャースキーを!!

定番のキャンプ場わきのスロープ
雪解けの水が溜まっていました。
なんとカエルが泳いでいた! 
川の水かさが増え、雪の斜面(雪が融けかかった午後、護岸堤が現れました)  もうここにも春の気配が 
ネコヤナギが花穂が顔をのぞかせていました。
雪解け水で水量が増え、小川に行く手を阻まれてしまいました。道路を横切って融け残った雪の上を進みます。  春の陽気で汗をかきます。のどが乾いたら、口をあけ顔面から倒れこみ雪を食べます。 
 とにかく雪が残っていればコースを選べながら前進します。
ルートファインディングと雪上歩行の技術が必要になります。
ゴールの橋までたどり着き待望のお弁当
雪上ランチは楽しいね 。
 雪が少ないので帰りは車で(ネイチャーじゃない!)で戻ります。
車まではもちろんクロカンの板を履いたままです。
 雪が積もると広い河原は絶好のネイチャースキーのフィールドに変わります。 最後は堤防の上の雪原をクロスカントリースキーで全力疾走!ゴールの雪の壁になだれ込みます。 

home

2013.2.3

親と子のネイチャースキーin根尾東谷