揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び
―“イノシシ大好き”タケノコをとって食べよう!― 2014.5.11
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「ふがりの森」は5月にはいって素晴らしく美しい新緑の季節を迎えました。
今年も<とって、食べて遊ぶ里山シリーズ>が「タケノコ採り」で始まりました。今年のタケノコの出は上々。イノシシのお目こぼしが十分残っているようです。ところが申込みのあった唯一の家族のキャンセルが入って催行の危機!…… しかし、前日に2家族の申し込みの申し込みが入ってとりあえず一安心。
タケノコ採りの基本は「朝どり」。早速、地元の伊藤さんの竹林に入ります。早々に「あった~!」との声。子どもは目ざといですねえ。そのあと、次々にタケノコ発見!スコップで根もとから掘り起こします。これが結構難しい。タケノコ採り用に整備された竹林でないので、地下茎が入り組んでいたりして簡単にはいかない。無理をすると途中で折れてしまう。でも、その分掘りごたえがある。参加者のお父さん、お母さんも夢中になってタケノコ掘りにチャレンジします。結局、昼前一杯かかって全部で15本もとれ大満足!
お昼の時間には、採るれたてのタコの子の試食の準備にかかります。用意した米ぬかであく抜きをしますが、新鮮なので30分もしないうちにゆであがり、あくも抜けてしまいます。ゆであがったタケノコに甘味噌をつけて食べます。味のほうは? 家ではタケノコは食べないという保育園児…、「おいしい!」 よかった、よかった。これで五感を使った自然体験は大成功!お持ち帰りのタケノコも自信をもっておすそわけできますね。
午後からは、遅ればせながら森の神様(山の神)に挨拶(「今年もこの森で遊ばせていただきます。よろしくお願いします。」)し、最後は谷水の用水路でクレソンをお土産にいただいて帰りました。
この素晴らしい自然の恵みを森の生き物と私たち人間にいつまでも!