揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び
―“シジミ釣りに挑戦!”― 2014.7.6
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「ふがりの泉」は一年中おいしいしい水を提供してくれます。そのおいしい水の供給源の森は生き物にも豊かな恵を与えてくれます。そしてその生きもので私たちは遊ばせてもらいます(一部命をいただきます)。
「ふがりの森」は初夏を迎え、アベマキの林甘酸っぱい樹液の香を漂わせクワガタなどの虫たちを集めています。
今日のお目当てはふがりの森につながる田んぼの中の小川に生きるシジミ。高度成長期以前は地元の人はこの小川からシジミをとってきて朝のみそ汁の具にしていたとのこと。そのシジミが半世紀の時を経ても奇跡的に残っている!
今日はシジミで親子で遊ばせてもらいます。大人はシジミをとるだけでは芸がないので「シジミを釣る!」これは地元の伊藤さんから技を教えてもらったものです。川の底の泥の中に身を潜めている目のように見える穴(水管の出入り口)にエノコログサの様な草本類の軸をさしいれて釣りあげるもの。やり方は簡単ですが集中力を要し子どもには難しい。チャレンジの結果は私(良さん)が最初に見本を見せた1個のみ。子どもとのすみわけを指示しておいたのに、子どもたちが入り込んで水を濁らせてしまった。シジミの「目の穴」が見つからない!
シジミ釣りを諦めて普通のシジミ採りに切り替えましたが、すこし量は減っているような気がします。それでも中型~大型のイシガイ類が採れ、子どもたちも大喜び、試食する量だけ確保してミソ汁の具にしていただきました。味のほうは?… 大人も子どもも「おいしい!」
今日もすこし縄文時代のような採集生活も気分を味あわせていただき、老若男女楽しい収穫に一日でした。