揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び

    ―ザリガニ食にチャレンジ―  2014.8.9

 最近、幸か不幸かザリガニが少なくなったような気がします。まして「食べれる」ザリガニになるとなかなか希少です。そんなザリガニを求めて岐阜市雛倉への出張企画の予定でしたが、地元の都合により取りやめ、「ふがりの森でザリガニとり」に切り替えました。
 盆休みの期間に入りました。天候のほうは台風が接近中で朝から雨です。そんな中、茨城から帰省中のNさんファミリーと野麦キャンプからの連続参加の神奈川のHさんが参加してくれました。「きみたちはりっぱな挑戦者だ!」
 まずは「山の神に挨拶。雨の森は蝉の声もクワガタの姿も人影もなく静かなものです。それでも、(雨は嫌いじゃない)サワガニとりに出かけました。Nママ、短時間で10匹ほどとってしまいました。そして「食べてみたい」。「狩猟系か!?」 予定になかったサワガニスープを作ることになりました。
 子どもたちのカッパは残念ながらお粗末。体が冷えてきます。それでもお目当てのザリガニとりに出かけます。小川でシジミをとり、タモ網で魚やエビやザリガニをとります。結局とれたザリガニは2匹。狩猟系のNママの要望で予定になかったシジミ汁も作ることになりました(コンビニに永谷園のみそ汁を買いに行った)。
 いよいよ本番のザリガニスープ(「ザリガニチリ」をつくるほどの量は取れなかった)料理に挑戦!ザリガニ(ゆでて殻を外し、背ワタを取りのぞく)のほかサワガニとスジエビを用意したすがきやスープの素で煮込みます。
 出来上がり!サワガニはダシ用、スジエビはそのまま食べられます。さてザリガニの味は?「美味しい!」、「エビだ!」 「ザリガニチリ」では微妙な味がわかりませんでしたが、確かにおいしい。つづいてシジミ汁。煮ていくうちに汁が白濁してきます(肝臓によさそう!)。インスタントの生みそを溶きいれて出来上がり。みそ汁の味は?「出しが出て美味しい!」 小さなシジミの身を食べて、「シジミだ~!」 ついでに付録。シジミにまじってに入っていたカワニナ。これにも挑戦!食べた(巻貝なのでサザエのように爪楊枝で身を引きずり出します)子供の感想は… 「美味しい!」
 「美味しく終われば、すべてよし!」 こうして悪条件の中、今回の<とって、食べて、遊ぶ里山シリーズ>も好評のうちに終えてことができました。改めてふがりの森の神様に感謝の1日でした。

雨の中、小川で魚とり、シジミ採り
いろいろな種類が採れた 
同じバケツにを一緒にいれておいたら、ゲンゴロウ(の仲間) がメダカを襲った
泥のついたザリガニとシジミはしっかり水で洗う  サワガニはスープのダシ用
唐揚げならまるごとと食べられたけど いいダシが出た
カワニナ食に挑戦!爪楊枝で中身を採りを取り出して食べる
(美味しいそうです) 

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