金華山・長良川の生き物と遊ぼう

   ―手作り竿で魚釣り―   2014.6.15



 梅雨入りしていますが、長良川は増水しておらず、むしろ渇水気味。水もややにごっています。それでも梅雨らしくない夏空で水遊び日和です。それなのに参加者はキャンセルが入り、母娘の1組。なぜ…?と考えてみると今日はサッカーW杯の日本の初戦。設定したい日がまずかったか?
 W杯コートジボアール戦のキックオフに合わせるように10時にプログラム開始。まずは釣り竿作り。近くの竹やぶからいただいてきた竹の枝を使います。小枝を落とし竿先を整えて完成(簡単!)次にエサとり。現地調達の川虫!カワゲラやカゲロウの幼虫はエサになる大きさのものがいないので石の裏に巣をつくっているヒゲナガカワトビケラを捕まえます。黒い芋虫のようで一見気持ちが悪いようですが、お母さんが怖がらなければ子どもも大丈夫!必要分を集めました。いよいよ、釣り開始!釣り糸を垂れて待つことことしばし。女の子の竿にヒット!小さいながらヨシノボリの仲間が釣れました!しばらくしてお母さんの竿にも待望の一匹がかかりました。よかった、よかった。
 外国人グループがバーベキューにやってきたこともあって、昼からは場所を変えて(魚らしい?)オイカワ狙い。瀬に移動したので釣りエサ簡単に調達できたのですが、1匹も連れず、あたりも?(よくわからない) 瀬の釣りは素人には難しい?(「遊び釣り」に堪能な方教えてください!)
 後半は思うようにいきませんでしたが、気持ちのいいロケーションのもとで楽しい釣りができました。やっぱり長良川は素晴らしい川です。

釣竿作り
材料の竹の枝は近くの竹やぶから調達 
釣りエサとり
川底の石をひっくり返すと巣の中からトビゲラノ幼虫が! 
石の裏に産み付けられた魚の卵
ヌマチチブ? 
川虫(ヒゲナガカワトビケラの幼虫)を釣り針に着けます  鵜飼大橋の下で釣り糸を垂れます 
釣れた~!  お母さんも連れた~!  漁果
ヌマチチブを中心にヨシノボリの類 
水槽(虫かご)に入れて見るとなかなか面白い  金華山を眺めながらの釣りは釣れなくても気持ちいい 


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