縄文野焼き2015

2015.11.7

 今年の縄文キャンプも残念ながら「大人版」に変更しました。焚火の火を見ながら酒を飲む。とても贅沢な時間だと思いますが、参加者はエヌエスネットの仲間ばかり。しかも土器焼きにはあまり興味がない(私だけ気合を入れて準備をしてきました)。
 それでもバンガロー村の管理人の娘さんとお孫さんが作品(土器成型)をつくって参加してくれました。「野麦キャンプ」OGの姉妹(2人とも幼稚園の先生)も参加してくれたので、一気に楽しい野焼きになりました。芋焼きや、子どもたちの「焚火接近ごっこ」で遊びながら土器を焼いていきます<炙り>から<攻め炊き>まで2時間半かけて焼きあげました。出来上がりは…?おき火の中からきれいに焼きあがった土器が姿を現しました。よかった、よかった!
  今年はエヌエスネットの協力者Tさん一家.に来ていただき野焼きと「焚火の宴」を楽しむことができました。。あいかわらず「、緑の村」バンガロー村を楽しい。オートキャンプ場などとちがって「都会の文明生活」を持ち込んでいないところがいい!野生の雰囲気があるのがいい!夜は特にいい!焚火ができるのが最高!
 情報社会の中であらゆることが<外化>してしまっている日常の中で眠ってしまっている子どもたちのなかの縄文的野生の自然をよびさましてあげたいと考えるものです。

Yさんファミリーの作品  子どもたちによる点火式  <炙り> 1
最初は遠くから
<炙り>2
徐々に温度を上げていきます 
<炙り>3  
焼きの温度を500℃まであげて
板を盾に火に接近を試みる子どもたち
「輻射熱」がよくわかる! 
芋焼き
<野焼き>も焚火の一種です 
<攻め炊き> 
いっきに焼き上げます
焼き上がりました
上出来です! 
作品完成
縄文土器にはドングリがよく似合う