金華山・長良川の生き物と遊ぼう
         ―Eボートで川を下って魚と遊ぼう―   2015.9.20


 
  「山紫に水清ら…」今はなきわが母校明郷中学校の校歌の歌詞どおりの清々しい一日になりました。水量は多く流れ速い。でも、水は澄んでいる。
 長良橋の下からEボートを漕ぎ出します。金華橋を過ぎ忠節橋へ。ここで魚とりと昼食。川底にヨシノボリがいるのが見えますが、水深があるのでタモ網でとるのは小さい子にはけっこうむずかしく、大人も苦戦します。それでもきれいな水の魚とりはやっぱり楽しい。ところが、問題発生。針のついた釣り糸がつぎつぎにでできます。大水の後でここでガリ(ひっかけ釣り)で釣り針が引っかかって切れたものと思われます。子どもが川遊びできる場所でこんな危険なものが大量に残されているのは大変まずい!
 瀬張り網漁の仕掛けを通り抜け、下っていきます。魚とりの第2のポイントは両満川の合流点。魚が群れ泳いでいるのが見えますが、ここも水かさがあって、なかなか魚がつかまりません。
 最後の楽しみがボートからの飛び込み。<小紅の渡し>(「県道」なので無料です)が近くなってやっと流れも弱まり、飛び込みのチャンスです。喜んで子どもたちは飛び込んでいきます。パパたちも回転飛び込みの技をきめます。ただ問題は午後の川風。しっかり漕がないとボートはどんどん川上に流される。これも川下りの面白いところです。いつもは流れが速く上陸するのが大変な河渡橋かみのポイントも向かい風でボートのスピードが緩和され、無事ゴールすることができました。
 今回は長良川の近くに住む岐阜市内の2家族の参加がありました。秋の川下りの一日を満喫していただくなかで、あらためて長良川の素晴らしさを実感していただきました。「長良川観光」も大切ですが、「長良川体験」こそより多くの人に味わってほしいものです。 

         
         

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