今シーズン2回目のネイチャースキーも根尾東谷川。NEOキャンピングパークからスタートするので初めてネイチャースキーをする人にとっては都合のいいフィールドです。今回は小学生4名のグループ。そのうち半分がネイチャースキーの初心者。天気予報通り岐阜市内も集合場所の「道の駅織部の里」も雨。そんな中元気な小学生4人組が集まってくれました。
国道157号を北上。トンネルを越えるごとに雨は雪っぽくなりNEOキャンピングパークに近づく頃には道路も完全な積雪状態になりました。途中真新しい野生動物の足跡を発見!車を止めて観察しました。人間の手の様な指の形がはっきり残っている足跡。サルです!こんな降雪の中でもサルは活動しているのですね。
NEOキャンピングパークからのスタート。準備運動のためグランドにでるのにも雪の壁を登らなくててはなりません。大雪は遊ぶのには楽しいけど生活するには大変ですね。キャンプ場内の雪の起伏で遊んだあとキャンプ場脇の雪のスロープを滑って河原へ。相変わらず雪がいっぱいで歩クスキーで川岸まで行けます。一面雪で覆われた河原はとてもきれいです。この先河原伝いに上流へ遡るには雪の壁(普段はコンクリートの土手)を越えなければなりません。これが初心者にとっては文字通りの「壁」で小学5年生の女の子も大苦戦しました。やっと登りきったと思ったら、今度は「雪の壁」下りの難関。これもかかとが上がる心もとないクロスカントリーの板でチャレンジするには初心者にとっては大変。転びながら滑り降りてきました。気持ちよくネイチャースキーが楽しめるようになるのにはやはり経験と練習が必要なんですね。
昼はキャンプ場(お客さんゼロでした)に戻って管理棟でお弁当を食べさせていただきました(電子レンジも使わせていただきました。ありがとうございました)。
午後からは道路を隔てた森の切り開きの斜面で遊びました。雪の緩斜面を登っては滑る。これの繰り返し。じつはこの反復練習がネイチャースキーの技術習得にとっても有効なのです。でも、登って、滑って、転ぶの繰り返しでは確かにめげますね。しかし、この試練に乗り越えてこそ一段高いネーチャースキーの楽しみが待っているのです。今回納得がいかなかった人はもう一回挑戦してみてください。
ずっと降り続いていた雪も終わりころにはは雨に変わりました(予想外)が、参加者は手と足がびしょびしょになりながら最後まで遊びとおしました。君たちはたくましい!君たちのお父さんお母さんはいい子育てをしている!!
氷雨〜湿雪のあいにくのコンディションのなかよく参加してくれました。保護者のみなさんありがとうございました。それにしてもネイチャスキーのパワーはすごい!あらためて実感させられた一日でした。
親と子のネイチャースキーin根尾東谷
2015.2.8