揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び

“シジミ釣りに挑戦!”  2016.7.3

 

 「ふがりの森」も梅雨の季節を迎えましたが、雨模様の中愛知県から1家族が参加してくれました。森へ入ると早速大きなカタツムリが出迎えてくれました。森の中はいろいろなキノコが見られましたが、お目当てのクワガタは雨でどこかに潜んでいるのか見つかりませんでした。それで雨が好きなサワガニを探しに行きました。沢水は少し勢いがありましたが、子どもたちは目ざとくサワガニを見つけていました。
 昼からはシジミとり。森から出た流れに沿って歩いていきます。森の中の池の上には白いモリアオガエルの卵の塊か見られました。
 今日もシジミで親子遊ばせてもらいます。大人はシジミをとるだけでは芸がないので「シジミを釣る!」これは地元の伊藤さんから技を教えてもらったものです。川の底の泥の中に身を潜めている目のように見える穴(水管の出入り口)にエノコログサの様な草本類の軸をさしいれて釣りあげるもの。やり方は簡単ですが集中力を要し子どもにはは難しい。チャレンジの結果お父さんが見事に釣り上げ男になりました。子どもとたちは普通のシジミ採り。生息環境が悪化したのか、すこし量は減っているような気がします。森の中の流れも工事で整備されましたが、生き物たちにはいいことなのか?それでも試食するけ量だけ確保してミソ汁の準備にとりかかりました。準備といってもキャンプ用のコンロとコッフェル(携帯用鍋)で煮てインスタント味噌(シジミは赤だしがいい)を溶かしいれるだけ。薬味のセリは現地調達!味のほうは?… 大人も子どもも「おいしい!」
 今日も貴重な「ふがりの森の恵み」を味あわせていただきました。この森と里の宝をいつまでの大切にしていきたいものです。

雨模様の森の中は静か   子どもたちは目ざとくサワガニを見つけます  側溝脇の小さな水たまりに極小の魚発見
すごい観察力! 
田んぼの土に残されたタヌキの足跡
イノシシの足跡も 
田んぼの脇でシジミ採り
ここには日本の正しい小川が残っている! 
見事シジミを釣り上げた!  大物カワエビゲット
と思ったらザリガニでした 
採ったシジミでシジミ汁  シジミ汁おいしい!  終わっと後もカエルとりに夢中な兄弟 

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