揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び
―キイチゴつんでジャムづくり!― 2017.6.17
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先週梅雨入りが宣言されましたが、ほとんど雨もなく今日もさわやかな天気です。
まずは山(森)の神様に挨拶して、森を散策します。日当たりが良くない森の中にはキイチゴは見つけられません。森の出口でやっとの野イチゴ発見。でもこれはベビイチゴ。それでもまずは試食!「味がしない?」、「残念!」
キイチゴのフィールドに移動します。今はほとんど人が入っていなくてシカの縄張りになっていますが、赤い実をつけたキイチゴ(ニガイチゴ)の藪が広がっています。桑の木も残っていて桑の実摘みもできます。食べるとあまみがあります。とげのある枝に注意してキイチゴの実を摘みます。「イチゴ狩り」と違って野生のキイチゴは頑張って採っても大した量にはなりませんが、自分で採集することに価値があります。ランチスポットの金尾滝へ向かう途中、先ほど有害獣(シカ、イノシシ)駆除の罠の見回りに来ていた地元のMさんに会いました。「間伐をやってみないか」と声をかけられ早速挑戦させていただきました。生木をのこぎりで切るのは大変でしたが、貴重な体験をさせていただきました。輪切りにしたヒノキ(いい香りがする)はお土産にいただきました。
いよいよジャム作り。コッヘル(キャンプ用鍋)にいれ砂糖を加え煮詰めます。20分ほどで出来上がり。早速試食。桑の実(マルベリー、というとおしゃれな感じ)はジャムにしたほうがおいしい。キイチゴジャムは種を気にしなければ甘酸っぱくてとてもおいしい。残った分はお土産にお持ち帰りいただきました。
こんないい天気の中、参加者は最少の親子2名というのはもったいない感じですが、中身の濃い贅沢な自然体験の1日となりました。ランチスポットの滝の近くで偶然サワガニが見つかったのは今回1番の楽しい体験(と小1のR君が言っていました)でしたし、Mさんのヒノキ林で間伐体験をさせてもらうことができたのもラッキーでした。
今回もフィールド、天候、参加者に恵まれて“とって、食べて、遊ぶ”楽しい体験ができました。改めて大野町の森と人々感謝!