金華山・長良川の生き物と遊ぼう
―Eボート川下り― 2017.7.09
集中豪雨で九州が大変なことになっている梅雨のさなかですが、長良川の水嵩は全然増えてなくて(一箇所座礁したほどです)、川下り、川遊びには恵まれた日和になりました。エヌエスネットの夏の長良川を心待ちにしていらっしゃる家族も多いようですが、今シーズンはこちらの事情(Eボートを洗って乾かす場所が確保できない)で1艇での企画になりました。ほとんど新たな参加者をお迎えすることができなくて残念でしたが、小5の女の子が1人で初めて参加してくれました。
藍川橋の河原から漕ぎ出して、対岸に渡り、山田川の合流点でひと遊び、川のプールでの泳ぎ(当然足はつかない)、タモ網で魚とり(小魚、エビ、ヤゴがとれた)、流れだしの天然のウォータースライダーで川流れ。すべてライフジャケット着用なので安全に安心して楽しめます。親子そろって十分楽しんだ後、千鳥橋まで漕ぎ下ってお昼。魚とりにもチャレンジしました。ただし、メダカのような小魚しかとれないのは仕方がないところです。
次の川遊びポイントは定番の「古津」のワンド(入江状になっていて水が淀んでている場所)。ここも土砂の流入で形状が変わってしまい、岩から飛び込める深みはほとんどなくなってしまいました。それでも遊びを求めずにはいられない子供たち。何とか岩によじ登り(時にはずり落ち)飛び込みにチャレンジしました。子どもたちは「飛び込み」が大好き!(学校のプールでは飛び込み禁止なんですね)川下りの途中にもボートからの飛び込みを繰り返していました。少年に戻ったお父さんたちも飛び込みを楽しみました。(今度はお母さんたちもトライしてみてください)。最後は川流れをして、長良橋の下でゴール。
あっという間に終わった川下り・川遊びの一日でした。Eボートに乗った川から視点で見るとこれが40万都市の真ん中をかがれる川からの風景なのかと毎回驚かされるものです。わずか10名の募集定員というのがもったいなく、申し訳なくもあるのですが、今回も参加した全員の皆さんに長良川を十分堪能していただけたと確信しています。地元民としてもっともっと長良川の魅力を発信していかなければなりませんね。