金華山・長良川の生き物と遊ぼう
―Eボート川下り― 2017.9.24
すがすがしい秋晴れになりました。長良川下りには一番いい季節なのですが、この時期運動会などのイベントが多く、なかかな参加者が集まらなくて残念です。でも、その分秋の長良川を独占することができました。
長良橋下からスタート。秋の長良川の風物詩<瀬張り網漁>が始まっています。鮎は「瀬張り」に驚いてロープの手前でとどまってしまいますが、われわれはその上を乗り越えていきます。鮎の<ガリ>(ひっかえ釣り)も始まって、川の両側から何本も釣竿が出ていますが、その間をうまくEボートですり抜けることができました。川はみんなのもの。このあたりの長良川の漁師さんは総じて川下りには寛容です。
忠節橋の下に上陸。まずは魚とり。水が澄んでいるので、魚が泳いでいるのがよく見えます。水は少し冷たくなっています。子どもたちスイミングゴーグルで顔を水につけ魚を狙います。やっぱり水がきれいなのが一番。いっぱい魚を捕まえてお昼にします。いつきてもきもちのいいところですね。
再び漕ぎ出し、大縄場大橋のしもの水制(コンクリートブロックの岸からの突き出し)の陰に入ります。ここは私(良さん)の散歩、ジョギングコース。魚がいっぱい泳いでいて気になっていたので初めてですが立ち寄ってみました。魚とりを試みたにですが、泥がたまっていて底がコンクリートブロックなのでいまいち(やっぱり自然の状態が一番ですね)。それでも、子どもたちは水制の脇の深みを見つけ飛び込んでいました。
川下りを続けます。鏡島大橋をこえると川も中下流の様相を呈してきます。ゆったり流れ深みもありので「飛び込み」には絶好です。アゲインストになる川風も吹かないので、各自のんびりと下っていきます。そして最後のポイントは「小紅の渡し」。「弘法さまの命日」(毎月21日)はにぎわうようですが、今は人の気配なし。船着場の岸壁(壊れかかっている)で最後のひと遊び。ここでも飛び込みます(好きですねー)。最後は河渡橋かみのコークリート川岸に接岸してゴール。いつもの休日は少年サッカーや橋の下のバーベキューでにぎわうこの場所も今日は人も少なく静か。最後までゆったりと静かな川下りを楽しむことができました。
個人的には秋の長良川が一番好きです。でも、初夏の川下りもいいですね。冬の長良川も捨てがたいという声も。四季折々長良川は魅力あるということですね。
これからもより多くの方に長良川の素晴らしさを知ってもらえるように企画、活動していきたいと思います。いつまでも皆さんから愛する長良川でありますように!