待ちに待ったネイチャースキーです。昨シーズンはひどい雪不足でまともなネイチャースキーはできませんでした。今シーズンも昨年末はほとんど積雪がなくかなり落ち込みましたが、1月半ばなから寒波が訪れ、ようやくまともな冬に戻りました。それでも、先々週は雨、先週は大雪で中止に追い込まれました。そしてやっと今日を迎えました。
これまでの参加希望者の繰り延べもあって参加者は定員オーバーの18名、スタッフは仲間が駆けつけてくれ5名、にぎやかなネイチャースキーの1日になりました。ただ、スキーをレンタルしていただくNEOキャンピングパーとの打ち合わせがうまくいっていなくて、全員の支度が整うまでにずいぶん時間がかかってしまいました。それでも、クロスカントリー(CX)のスキー板をはいて雪の上に立つとみんな笑顔になります。
大半がネイチャースキーの初心者、最初は踏んでない雪の上を歩くだけでも苦労します。まして滑るとなると大変です。幅5cmほどの細い板、運動靴のような心もとないスキー靴、かかとが上がるので不安定ま締め具、CXスキーの軽快さは不安定さと裏腹です。さっそくキャンプ場わきのスロープに挑戦。初心者でまともに滑り切る人は少なく、たいていは転んでしまいます。それでも転んでも楽しいのがネイチャースキー。再チャレンジです。ただし、滑るためには登り返さなければなりません。慣れていない子にはこれも大変。まだここのフィールドではネイチャースキーと言えません。先へ進みます。
今日は天気も良く、雪に覆われた根尾東谷川の河原はネイチャースキーの初心者を歓迎してるようです。適度な起伏があるので上っては滑るを繰り返して楽しみます。なかなか先へ進みません。向こうに見えるいつもの赤い橋へはたどり着けそうもないので、途中でランチタイムに。雪のテーブルを囲んでの昼食はいつもながら楽しい。
キャンプ場へ引き返します。同じトレースを引き返すのはつまらないので、まだ踏んででないコースを選びます。余裕のある子は滑れそうな斜面を見つけて登ります。こうして最初に遊んだキャンプ場わきの斜面に戻ってきました。あとはキャプ上の施設に戻って終了、ですが…。これからがしぶとい。納得するまで、斜面を登って滑る、の繰り返し。3名を除いてみんな女の子、なかなか根性がある。わずか半日で目に見えてうまくなっている。大人では絶対こうはいかない。いつものことながら、子どもの順応性の良さには驚かされます。
予定では今シーズンの日帰りネイチャースキーはこれでおしまい。まだ滑りたりない人には、春休みに『春の石徹白雪遊び』が用意されています。まだまだエヌエスネットの雪遊びは続きます!
親と子のネイチャースキーin根尾東谷
2017.2.19