揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び

    “タケノコ堀りに挑戦!”  2018.4.21

 

 今年は4月は異常に晴れの日が続き(「春に3日の晴れなし」では全然ありません)、一気に暖かくなりました。タケノコ(孟宗竹)も例年より2週間ほど早いようです。さらに今年タケノコの当たり年で、イノシシも食いきれないようです(イノシシのフィールドに食べごろのタケノコがいくつか残っていた!)。
 ですが、今日のプログラムは<野草を採って天ぷらに!>です。自然豊かな「ふがりの森」につながる「ふがりの里」はおいしそうな野草がいっぱい!(外来種が少ない!) いろいろな種類の野草の天ぷらがいただけそうです。
 野草摘みの前に、山の神様への挨拶を兼ねて森の中を散策。半月前の静かな森とは打って変わって、鮮やかな新緑が広がり、生き物が生き生きと動きまわっています。トンボ、チョウ、ハチが飛び回り、鳥のさえずりが聞こえます。カエルも鳴いています。大きな青大将まで出てきました。春ですね~。
 セリは「絆の森」でいただきました。いかにもヘビは好きそうなフィールド(長靴がほしい)ですが、幸か不幸かヘビは現れませんでした。
 午後はお待ちかね天ぷらパーティー。愛知県からT夫妻(お子さんがエヌエスネットの長期キャンプの卒業生)が駆けつけ、お世話いただきました。天ぷらのたねとなる野草は、セリのほか、タンポポ、クズ、いずれも大人好みの野草ですが、子どもたちもおいしいと言って食べてくれました(ただし、タンポポは「苦い!」)他にもいけそうな野草がたくさんありましたが、天ぷらにすると量が増えますので今日のところはこんなもんで。一番好評だったのは地元の伊藤さん(毎回お世話になっています)朝とれたのを持ってきてくれたタケノコ。天ぷらにするとあく抜きしなくても苦みがなく、タケノコのうまみをまるっと味わえます。
 今回の<野草天ぷら>は“とって、食べて、遊ぶ里山シリーズ”の入門編ですが、やはり食べれるものを探してとるのは楽しい。これから冬になるまで、毎月楽しく、おいしい企画が続きます。来月は連休明けの<タケノコとり>を計画していましたが、孟宗竹は終わっていそうです。ですが、真竹のタケノコはシーズンです。ワラビとりも予定しています。また一緒に「おいしい自然」を探しましょう!

イノシシがタケノコを食べた跡
まだ生々しい 
「ふがりの森」の散策
森の中も春めいてきました 
アリの行列
小さい子はありが好きですね 
出ました!
アオダイショウ 
「絆の森」 の散策
おいしそうな野草が茂っています
落ちていたタケノコ
早速生で試食
味は…?
生い茂ったセリを少しいただく  天ぷらパーティー
暑いので桜の木の下で 
大人の指導で子どもたちだけで天ぷらを揚げています  オプションは段ボールで古墳滑り 


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