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　まずは車でスタート地点の中居神社の駐車場に行ってみます。ラッキーなのことに川岸の広場には雪がありました、早速歩くスキーの練習。参加者は去年からネイチャースキーを始めたＩ君とネイチャスキー初体験のＯ君の小４デュオ。私の仲間のＣさんが忙しい中サポートに駆けつけてくれました。平地の練習はＯＫ。橋を渡るとちょうどいいちょっとした雪の斜面があり、そこで登って滑る練習。Ｏ君は最初はこけていましたが、みるみるうちに板に乗れるようになりうまく滑れるようになりました。（子どもは適応力が高く上達が早い！）次の段階は枝林道の斜面で登って滑る練習。ここは積雪は十分ありましたが、雪が解けてないということはその分雪が硬い。スピードがコントロールできなくてみんな苦戦していましたが、これもネイチャスキー。雪に慣れて板に乗れるようになるより仕方がありません。しかし何度もこけるのはつらいですね。
　夜はお目当ての中居神社でのムササビ観察。ここ２年滑空する姿が見れなかったのですが‥‥、見れました！４度も！よかった。感激でした。行きにタヌキに出会い、帰りの車の中からはキツネが見れました。２日目にはホテルの脇でアナグマが！野生動物との出会いは楽しい！今回はついていました。
　２日目はネイチャスキー三昧。午前も午後も和田山林道の枝林道で思う存分滑りました。といってもＩ君、体が小さいのでしっかり板が踏めず、荒れた雪やゆっくめんでは苦戦していました。（ご飯をしっかり食べて体力をつけましょう。）Ｏ君のほうはどんどん乗れるようになれ転ばずに滑れるようになりました。そうすると難しい斜面にも果敢に挑戦するようになり、さらにうまくなる。好循環ですね。
　夜は恒例のナイトウォーク。ろうそくとアルミホイールでトーチを作り、その灯だけで森の中を歩きます。ろうそくの灯が雪の森を照らし幻想的でとても美しいのですが‥、２人とも「怖い」だって。（同宿の小１の女の子のおねだりでナートウォークに連れて行くと「全然怖くない！」）最後はとってきた笹にマシュマロを刺して暖炉の火であぶって食べました。（これも同宿の小学生姉妹に大好評）
　最終日はいつものようにホテルの裏の森に入り、展望台までの往復。森の中雪の広場は十分雪があり（ただし雪が硬くて波打っている）楽しめましたが、予想通り林道は雪が解けところどころ土が出ていました。何とか滑れるのは上部だけ。雪質が悪くしかも急。それでも２人とも果敢に挑戦してゆきの林道に突っ込みました。転びながらも無事に降りてきました。帰りは露天風呂付温泉のご褒美。お疲れさまでした。
、今回の『石徹白ネイチャースキー』は厳しい条件でしたが、「天地人」に恵まれた素晴らしく中身の濃い楽しい雪の自然体験になりました。参加者は最少催行人数を切る２名でしたが、ふたりともやる気十分、ネイチャースキー初体験ということでＯ君が途中で音を上げたらどうしようという不安もありましたが、杞憂に終わりました。初日にＣさんがサポートに入ってくれて大変助かりました。期待していた雪はほとんど降りませんでしたが、心配していた雨はほとんど降らず、３日間フルに活動できました。石徹白はいつ来ても期待を裏切らないところです。雪のフィールドのいたるところ野生動物の足跡が見られる自然豊かなところです。野生動物との出会いという体験は死ぬまで印象に残ることでしょう。この素晴らしい自然のフィールドを生かさない手はありません。春休みにも３泊４日のネイチャースキーを予定しています。一人でも多くの子どもたちの参加を望んでいます。