金華山・長良川の生き物と遊ぼう

   ―手作り竿で魚釣り―   2018.6.10



 梅雨入りしましたた。長良川は増水しておらず、前日の下見では川底のいしのコケが洗い流されていなくてなかなか魚の姿が見見当たりませんでした。はたして低学年の小学生に魚を釣ることができるのでしょうか。
 本来なら<手作り竿>なので竹藪の竹から枝をとってきて竿を作る作業から始めるところですが、昼頃から雨という予報なので、いきなりエサの川虫とりから始めます。長良橋付近の流れの中に入って石をひっくり返すと簡単にカワゲラやクロカワムシ(ヒゲナガカワトビケラ)がとれました。さっそく竹竿に仕掛け(ミチイトとハリスとおもりだけのシンプルなもの)をつけて釣り場に向かいます。長良川プロムナードの下で川に入らなくても釣りができます。
 いきなり「釣れたー!」の声。小1男子やりました!お母さんんも、そして小3女子も。つぎつぎに釣りあがります。俄然みんなやる気が出て、昼まで頑張って釣り続けました。雨が降り出し条件が悪くなったのか、釣れなくなりましたが、釣果は十分。カワヨシノボリ、ヌマチチブ、アブラハヤ、ウキゴリ、いろいろ釣れました。
 子どもが釣りに飽きて遊び始めたので、そろそろ限界。試食タイムへ。この日のために準備した魚焼き専用の卓上コンロ(イワタニ製)。焼く前にワタだし。肛門からナイフを入れ内蔵を取り除きます。ピンクの肝臓に黄色い卵巣も出てきました(これはレアなのでアルミホイルに乗せて焼いて食べました)。初めて見る「魚の解剖」に子どもたちは興味津々。小手も貴重な自然体験です。そして試食。すべてハゼ科の魚(アブラハヤはバケツ飛び出したのかいなくなっていました)なので美味。子どもたちも大人たち「おいしい!」と言ってくれました。自然の中でとったものを調理して食べる!ここには自然体験の大事な基本がすべて入っています。
 

川虫とり
子どもでも簡単にとれます 
羽化したてのトンボ長良川はヤゴもたくさんいます  ホテルの前の川岸が釣りポイント
さすが長良川! 
早くも釣れました。
これでがぜんやる気でました 
 僕も釣れました!
場所を変えてトライ
見える魚はつれない? 
釣りに飽きて水遊び元気ですね  釣った魚を塩焼きに

自分たちで釣った魚の味は?
「おいしい~!」 
 これが本日の釣果
満足しました


home