やっと暖かくなりました。能郷谷の雪は十分。朝のうちは曇っていましたが途中から青空が広がり今日も気持ちのいいネイチャスキー日和になりました。お子さんが熱を出し1家族のキャンセルが入り、参加者は小3男子1名になってしまいました。「爺と孫のネイチャスキー」(笑)
能郷谷は雪解けが進み、雪の河原はいく筋もの流れで分断されています。雪は適度に締まり(といってもスキー板を外すとずぼりと埋まります)歩くのには苦労しません。ですが、いっぱい起伏があって(だから面白い!)、慣れていないと登り下り(滑り)に苦労します。流れが現れるとまたいで渡るか、それができなければ林道まで登り返さなければいけません(初心者には厳しい斜面もあります)。これが<中級編>の所以です。
スタートは雪の林道歩きから。杉の人工林でもともとボコボコいてるうえに日当たりが悪く硬い。そこに登山者の足跡がついているのでとても歩きずらい(滑って下るのはさらに難しくなる)。それでも木がまばらな河原に滑り込めば、一気に楽しいネイチャースキーのフィールドになります。そこかしこに見られる野生動物の足跡(シカ、サル、キツネ、タヌキ、ウサギなど)や糞、食痕(サルが木の皮をかじった痕など)が楽しみながら進んでいきます。そして目標のランチスポットへ。いつものようにスコップで掘って雪のテーブルを作ります。能郷白山の前山を望む広々とした雪の河原で食べるお弁当は最高です。
昼からは河原を歩き回ります。歩いて、登って、滑る、この繰り返しですが、自然がいっぱいのフィールドは飽きが来ません。最後は小川越えのチャレンジ(結局は細い流れを雪で埋めて渡りました)。そして長いスロープの滑りを一本決めて(といきたいところでしたがそうはうまくいかないのがネイチャースキー)締めました。頑張ったご褒美はお決まりの<練乳ぶっかけ雪玉>
手袋、靴、お尻、しっかり濡れて(健闘の証!)車まで帰ってきました。お疲れさまでした!
親と子のネイチャースキーin能郷谷
2018.3.4