揖斐大野・ふがりの森 親子で森遊び

    “サワガニをとって空揚げに”  2019.9.7

 

  今年も9月になっても猛暑。それでも森の中に入れば暑さは気にならない。今回は2家族6名の親子が参加してくれました。「ふがりの泉」の横で最初の説明をしていると「見つけた!」エヌエスネット初参加の幼稚園児がいきなりサワガニゲット!後でこの子は「サワガニ探しの天才」であることが判明しました。全員長靴やウォーターシューズを履いているので、森の中の流れ(伏流水が湧き出たもの!)に入っていきます。今年はイノシシの活動がおとなしいような気がします(豚コレラの影響か)が、森の中にはシカの足跡が残っていました。ここでも幼稚園児の男の子がサワガニを見つけました(大人はなかなか見つけられない)。××トビゲラの幼虫も見つけました。
 いつものように「山の神」に挨拶してさらに森の中に入っていきます。まだ夏の勢いが続いていてアベマキ(クヌギではありません)からは樹液の匂いが漂ってきます。クワガタゲットが期待できるところ(今回はメス4匹)ですが、スズメバチも集まってきているので要注意!
 サワガニ取りのポイントへきてみんなでサワガニを探します。先日の下見ではなかなか見つからなかったのですが‥‥、子どもたちは見つけけるのがうまく、食べる分はしっかりとれました。「ふがりの泉」の横でお弁当と食べ午後は小川に遊びに行きました。
 たも網で魚がとれましたが、当てにしていたエビは素揚げにするには小さすぎてあきらめました。それでも女の子ががんばってザリガニを2匹捕まえたので、これもサワガニと一緒に揚げることにしました。
 メインのアクティビティはサワガニの試食。素揚げにして食べます。寄生虫が怖いのででしっかり火を通します。オレンジ色に揚がっサワガニに塩を振りかけいただきます。今回は小さい子が多くあまり喜んでくれませんでした(ちゃんと二度揚げをしなかったのも敗因の一つ)が、しっかり天然のサワガニを味合わせていただきました。
 子どもはもともと「遊びの天才」ですが、今回初参加のKさんの姉弟は「遊ぶ気満々」で「ふがりの森の森遊び」
を満喫したようです。「ふがりの森」面白さと子どもの持つ可能性を改めて感じさせられた一日でした。
 “とって、食べて、遊ぶ里山シリーズ”シリーズは続きます。

森に入る前にサワガニを捕まえてしまいました  森の中には2年前の台風による倒木が残っている  森の中の流れでサワガニ探し  倒木も遊び場に  サワガニ探し 
生まれたての稚蟹
(メスがおなかに抱えていた) 
小川で魚とり  沢でとれたのサワガニのほか
トビゲラの幼虫、オタマジャクシ 
小川でとったザリガニも料理!  サワガニの唐揚げに初挑戦! 


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