金華山・長良川の生き物と遊ぼう

   ―手作り竿で魚釣り―   2019.6.8



 梅雨入り宣言が出ました。昨日の強い雨で増水が心配されましたが、水かさは平水。天気も青空が見えて釣り日和の一日になりました。
 <手作り竿で魚釣り>なのでまずは竿作りから。河原の竹林(「風と土の会」の皆さんが整備されている)で刈りはらった竹の枝をいただいてきたのを小枝を払って竿にします。次はエサ取り。原則現地調達。川の中に入って石の裏についている川虫(ヒゲナガカワトビケラの幼虫)をとります。雨のない日が続いたため泥がたまって川虫の数は少ない。エサを調達したら、エサを釣り針いよいよ釣りに挑戦!3人の小学生(いずれも低学年)、果たして結果はいかん?深いとこに入れない小学生には不利な条件に見えましたが、初ヒットは小1男子。やりました!大人たち(参加者の父親とスタッフ)も頑張って釣りました。
 お昼は長良橋の下。日中は暑いほどの天候になりましたが、日陰は気持ちがいい。長良川越しに岐阜城をいただく金華山を眺めながらのお弁当は最高です。
 午後は場所を変えてホテル街の前の川岸へ。水の中に入らず岸からの釣りになるので子どもたちには楽な釣りになるはずでしたが‥、思うようには釣れず子どもたちは飽きてしまいます。会館やプラスチックなどの漂着ゴミで遊び始めます(これも川遊びの一つか?)。大人たちは飽きずに釣りを続けます。数は多くありませんでしたが、いろいろな種類の魚が釣れました。オイカワ、ウグイ、ヨシノボリの仲間‥、やはり長良川は楽しい。最後、つっは魚は川に逃がしてあげます。その前に子どもたちは水槽に中に手を。そして魚を触りまくるところが男の子。ぬるぬるしているのとそうじゃない魚。ちゃんを五感を使って生き物を感じとっています。
 ここ数年気候の変動が激しく(異常気象!?)川の環境も大きく変わっているように見えますが、まだまだ魚たちは健在です。この素晴らしい長良川と魚たちがずっと続きますように!

浅瀬に入りエサになる川虫をとる  釣針にエサをつける小さい子には難しいので大人にやってもらう  初ヒットは最年少の小1の男の子  お昼は金華山を望む長良橋の下で  昼からは場所を変えてホテル街の川岸で 
魚が釣れないと小さい子どもは飽きる  魚釣りでなくても川は遊べる  落ちていたプラスチック容器で稚魚をつかまえた  最後頑張って自力で1匹釣りあげた  いろいろな種類の魚が釣れた 


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