金華山・長良川の生き物と遊ぼう

   ―Eボート川下り―   2020.8.9



 コロナ禍の下熱い夏がやってきました。小学生もやっと夏休みに入り、川遊びの季節です。とはいえ、県外への移動は控えてとかバーベキューは三密に注意をだとかで例年に比べて人出は少ないようです。いずれにせよ、川の上はコロナとは無関係。楽しい川下り、川遊びができました。
 今回の参加者は3家族8人。10人乗りのEボートと2人用のインフレータブルカヤック(空気で膨らますゴムボート)で下ります。7月は大雨による高水位が続きは今はちょうどいい水かさになっています。藍川橋の河原からスタートし対岸の山田川合流点へ。背割りのコンクリートブロックがこの前の大増水で一部が崩れ落ちていて水の威力を思い知らされます。この場所は「プール」での泳ぎ、魚とり、天然のウォータースライダーといろいろ遊べるところですが、大水でどっかへ行ってしまったのか魚の泳ぐ姿はなし。ブラックバスやブルーギルもいなくなるとなんだかさみしい。
 次のポイントは「飛込岩」 ただしそこにたどり着くには早い瀬を下り、岩へのぶち当たりを避けていかなければならない。想定したコースは予想通り水量が少なく途中で座礁、2人のパパに降りて引っ張ってもらってクリアー。やはり男親の力は頼りになる。無事「飛込岩」へ。ボートから岩の上に這い上がる。あとは飛込み放題。やっぱり子供は飛込みが好きですね。
 もう12時になりました。千鳥橋を通過して、古津のワンドへ。岩の上に上がってお昼に。独占ランチスポット。すぐ上を県道が通っているのに岐阜市内とは思えない気持ちがいい場所です。今年のワンドは大水でヘドロが流されてきれいななっていましたが、一緒に流されたのか魚の姿が見られなかったのがさみしい。
 鵜飼大橋まで下ってインフレータブルカヤックの乗り手交代。参加者の子どもには1回は乗ってダブルブレードで漕いでもらいましたが、「漕いでいる感」をあって好評だったようです。最後は河原でのバーベキューなどで楽しむ人たちを右手にやり過ごし、長良橋下でゴール。
 1週間前に別の企画で木曽川を下ったのですが、川で遊ぶという点では大違い(木曽川さんごめんなさい)。川の水に気持ちよく親しむというのは長良川ならではのものです。そんな中、魚が少なかったとか、川の流れが気持ちよくない方向に変わっていたのいうのも長良川ならではの贅沢な感想です。今日も思う存分楽しませてくれた長良川に感謝です。

スタート準備
みんなでEボートの空気入れ 
山田川合流点のプールで遊ぶ  今年は魚がまともに捕れない
それでもタイコウチゲット 
「秘密のスポット」で岩からの飛び込み  Eボートで漕ぎ下る
男手があるので速い 
インフレータブルカヤックでは子どもも漕ぎ手!  千鳥橋を過ぎて瀬を下る  古津のワンドでお昼  風もなくゆっくり下れる  鵜飼大橋下でひと遊び


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