ふがりの森 親子で森遊び
―野草天ぷら ―

 2023.4.8  

 

 今年は3月の半ばに桜が開花。もうソメイヨシノは散ってしまいました。野草の伸びも早いので、予定を早めて<野草天ぷら>を企画しました。<野草天ぷらパーティー>といきたかったところですが、参加者は1家族4名。「ふがりの森」の“とって、”食べて、遊ぶ里山シリーズは初参加です。
 「春の嵐」が去って「野草とり日和」を期待していましたが、山ぞいでは雨との予報。集合時間の10時には雨もぱらついていました。天候の回復を祈って森の中へ。竹林エリアでは一斉にタケノコが顔をしていました。かつてはタケノコが出る前にイノシシが食べてしまい穴ぼこだらけでしたが、「豚熱」以来イノシシの活動は収まっています。それでもタケノコを食い散らかした跡、朽木の虫をあさった跡が少しっは復活しているようです(これくらいがちょうどよいかも)。「山の神」に挨拶ををして森の中を一回りします。蝶が飛んでいて春を感じさせられます。
 車で「絆の森」へ向かいました。「雑草」が生い茂って春を謳歌しています。シジミチョウが花の蜜をすい、テントウムシの姿も見えます。てんぷらの材料にする野草をいくらでもあり、それそれ思い思いによさそうな野草を摘みます。昼を過ぎたの昼食を兼ねた天ぷら揚げ。ネタとなる野草は、フキ、ヨモギ、タンポポ、アケビの芽、セリ、クレソン、イタドリ、ギシギシ。天ぷら担当は愛西市から来ていただいたT夫妻(エヌエスネット初期の参加者のハードリピーター、そのお父さんお母さん)。今回も何から何までお世話になりました。
 次々に野草の天ぷらが揚がっていきます。揚げると野草特有の苦みはほとんど感じられなくなり、どの野草もおいしくいただけました。子どもたち(幼稚園児の姉弟)は喜んで食べていました。大人はビールが飲みたくなるところなので、ノンアルコールビールで乾杯。Tさんが持ってこられたレンコン、ちくわ、ソーセージも天ぷらでいただいておなか一杯になりました。
 <食>を通しての自然体験は楽しく、かつとても身になるものです。<“とって、”食べて、遊ぶ里山シリーズの次の企画は<タケノコ>掘りです。次も楽しい食体験が待ってますよ。

森の中へ 
もうタケノコが出ている
イノシシがタケノコを食べた跡  山の神に挨拶  野草とり 1
急にしぐれてきた 
野草とり  2
野草とり 3  野草とり 4  野草とり 5 野草天ぷら 1  野草天ぷら 2 

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