金華山・長良川の生き物と遊ぼう

   ―手作り竿で魚釣り―   2023.6.25



 梅雨晴れ間。予定していた6月11日が大雨で中止。今日は釣り日和に恵まれました。参加者は1家族2名。Yさんは長良川は4回目。雨や増水などついていませんでしたがやっといい日に巡り合いました。金華山のふもと清流長良川。気持ちのいい釣りを堪能してもらいます。
 まずは釣り竿作りから。近くの竹林からいただいていた竹の枝。河原の石で小枝を払えばマイ竿の完成。次は餌となる川虫とり。流れのある川の中に入り川底の石をひっくり返します。石の裏に巣を作っているクロカワムシ(ヒゲナガカワトビゲラの幼虫)をとります。早速長良川の橋の下(流れがない)で竿を出します。しばらくするとヨシノボリの類がかかります。長良川の釣りが2度目の小4T君。なかなか思うようにいきません。そのうちに竿かっら糸を外してしまいます(釣り糸を竹枝の先に巻いているだけなので、糸を張ってないと外れることがあります)。しばらくすると私(リョウさん)が釣り糸をひっかけ、なんとその先に魚が!これがほんとの「流し針漁」!?その後T君は自分の手で魚を釣り上げました。よかったよかった。これで午前の部は終了。橋の下で(河原は日差しが強い)お昼。長良橋の板から眺める金華山はいつ見てもきれいですね。
 午後からは、ホテル街の下の川岸移動。水位は平水。水は澄み、泳いでいる魚の姿がよく見える。ただし、「見える魚は釣れない」!?果たして‥‥。ちゃんと釣れました。ほとんど川底にいる魚(「ドンコ」)。お父さん竿に元気な魚がかかったと思ったら、ブルーギル(特定外来種)の幼魚(バケツに入れておいたら飛び跳ねて脱出したのかいなくなっていた)。T君は前回お母さんが釣ったギギ(これも国内外来種)が目標と言っていましたが、姿を見せるものの釣れず。現地調達した川虫のえさが尽きたところで終了。バックアップに家の庭でとってきたミミズは1匹は容器から飛び出し干からび、1匹は暑さでくたばっていました。数は少ないもののいろいろな種類(みんな同じように見える「ドンコ」)が釣れ満足できました。
 外来種が釣れるというのは問題ですが、多様な種類の魚が釣れるのは楽しいですね(次回はハエ類も釣ってみたいですね)。川は生き物。毎年流れが変わりますが、それが人為的なものとすれば残念なことです。多様な魚種を誇る「清流」長良川。長良川の美しさがいつまでも続くことを願っています。

釣り竿づくり
竹林でいただいた竹の枝の小枝を払う 
アユのはハミ痕 川虫とり
流れのある川底の石をひっくり返す 
 午前中の魚釣り 釣れた~! 
釣った~!  針外し
最初はこわごわ 
午前中の釣果  長良橋のしたでお弁当   いろいろ釣れました


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