金華山・長良川の生き物と遊ぼう

   ―Eボート川下り―   2023.8.5



 先月は私の新型コロナ感染と悪天で中止。他の行事木曽川下り(講師派遣)も猛暑のため中止。やっと川下りができる運びとなりました。2週間雨なしの岐阜市。それでの上流で雨が降ったせいで何とか渇水は免れています。
 今年は橋の付け替え工事のため藍川橋河原は入れません。それで山田川合流点からのスタート。そこに器材を下ろして準備。その間、参加者の車の回送もあり、子どもたちは川で魚とり。Eボートとインフレータブルカヤック(ダッキー)に空気を入れて準備完了。全員集合して川下りの開始というところですが。スタート地点が最初の川遊びポイント。みなさん、川下りのリピーターなのでセイフティトークもそこそこに
川遊びのスタート。合流点の天然のプールで泳いだり、たも網で魚を取ったり。全員ライフジャケット着用なので安心して遊べます。魚のほうは‥‥、結構とれました。とくにアカザ(絶滅危惧種)。久しぶりに見ました。次は<天然のウォータースライダー>。川の流れがだいぶ変わって河原の様子も変わりましたが、<ウォータースライダー>は健在。水量が少ないことありましたが、試してみると、大人は最後水中の岩でお尻を打つ。残念!
 いよいよ川下りのスタート。直後の瀬、水位が下がってボートが捕まってします。全員おりてボートを引っ張て越えました。瀬の後は「飛び込み岩」。昨年は7月、8月とも増水のため立ち寄らなかったポイントです。岩のしもに回り込んで岩にとりつきます。大人も子どもも、参加者もスタッフも(お母さんを除いて)喜んで飛び込みます。岐阜市の真ん中にこんな楽しい自然の遊び場があるなんてほとんど奇跡です。遊んでいるうちにどんどん時間は過ぎ、気が付いてみると昼過ぎ。千鳥橋は上陸せずに通過。古津のワンドに上陸してお昼にします。ほとんど日影がない河原、岩の上まで上がって林の中に入ってお弁当を広げました。
「飛び込み岩」から私(良さん)のダッキー(2人乗り)に乗り込んできたJ君(小3)、Eボートとは違う乗り心地と景色が気に入り喜んで漕いでいましたが、一人に任せてみると操船の難しいシングルパドル、ボートがくるくる回ってまっすぐ進んでいきません。カヤックの難しさ少しは分かったかな。Eボートのほうはベテランのスタッフ、尚さんと石さんがガイドになり余裕で下っていきます。私の船はというと、鵜飼大橋のかみの瀬を越えたあたりでスウォート(シート兼仕切り)との空気が抜け、しかも船底は破損して膨らんでしまいカチカチ山状態。船尾からずり落ちながら、何とか川岸にたどり着きました。ボートも経年劣化で接着の剝がれ、空気漏れが出てきてまずい状態になっています。具合が悪くなったボートを何とか一人で乗りこなしゴールの長良橋かみに到着しました。本体のEボートは鵜飼大橋のしもでボートからの飛び込みがあるところですが、「漕ぎこみ岩」で十分堪能した子供たちは差のままゴール地点にたどり着きました。
 今年の夏は猛暑日の連続など異常な天候が続いていますが、長良川は特別です。さすがいつもの年に比べれば河原の人出は少ないようですが、川の上のボートに乗ってしまえば別世界です。2家族6名という少人数の参加者でしたが、子どもたちにとっては得意別な夏休みの一日になったと思います。やはり長良川は宝物です。岐阜市民はもちろん、隣県の皆さんにも長良川の自然のすばらしさより多く味わっていただきたいと考えています。今日も長良川から元気をもらいました。ありがとうございました。
 

スタート準備
その間にもひと遊び 
川下りスタート前に魚をとって遊ぶ  泳ぎながら魚を捕る?  いろいろな魚を捕まえた  天然のウォータースライダー 
最初の瀬
浅くいてボーから降りて超える 
飛び込み岩に到着  「ファイト、一発!」  水中鬼ごっこ  川下り 1
J君ダッキーが気に入ったようです。
川下り 2 
2人乗りボート
一人で操作できるか?
川下り 3 
危険ポイント「左巻き」いまは穏やか
古津のワンドで遊ぶ  川下り 4
Eボート(10人乗り)と2人乗りダッキー
遊びながら下る 
上陸したらすぐ遊ぶ 


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