金華山・長良川の生き物と遊ぼう
―Eボート川下り― 2025.7.12
今年も異常気象で6月のうちに梅雨明け。記録的に暑い日が続きましたが、やっと川下り実施の運びとなりました。参加者は常連さんを中心に3家族8名、スタッフは私(良さん)の他川遊びの達人の尚さんと石さん。藍川橋河原は橋の付け替え工事で下りられないので対岸しもの山田川合流点。Eボートに空気を入れ本流に浮かべます。いつもは合流点の「プール」でひと遊びしてからスタートするのですが、今回は本流への流れだしまでEボートを引っ張って運び、そこでデポ。まずは川遊びから始めます。最初は目の前の流れ出しの速い流れでの<ウォータースライダー>。いつものようにまずスタッフが見本を示しますが、底の岩盤でお尻を打つ。安全なポイントからスタートさせ子どもたちを遊ばせます。たまっている「プール」の水はあまりきれいには見えませんが、流れる水に乗る天然の<ウォータースライダー>はとても気持ちがいい。大人でも十分に楽しめます。遅ればせながら、ここでライフジャケット着用の安全な川下り姿勢の説明(楽しい川の自然体験には危険がつきものです)。続いて石さんによる<スローロープレスキュー体験>(溺れれいる人を体一つで助けに行くのはとても危険です!)親子のペアで体験してもらいました。<ウォータースライダー>だけでは飽きてしまうということで、用意してきた竹枝竿と釣り糸で<あんま釣り>を試してみます。エサは流れの石の下にいる川虫(ヒゲナガカワトビゲラの幼虫)。やってみると石さんの竿に見事オイカワがヒット。これを見た参加者の皆さん、俄然やる気でて<釣り大会>になります。川虫とりももちろん初体験で面白がっていました。それで一番釣れたのはエヌエスネットの自然体験初参加、釣り自体初めての中2の女の子、短時間で4匹釣り上げました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、気がついたら正午。川下りを始める前のお昼になりました。
昼過ぎからの川下りになりました。その前に心配なのがEボートの右舷の空気漏れ。どれくらいもつのか心配です。山田川からの本流への流れ出しは最初はEボートを引っ張って下り、大岩の手前で本流の瀬に合流します。そこを下って「飛び込み岩」のしもに上陸します。そこから泳いで岩にとりつき岩の上に上がります。いよい「岩からの飛び込み」 子どもも大人も楽しい時間です。こどもたちは喜んで飛び込みを繰り返しますが、Eボートの空気がもつタイムリミットがあります。残念ですが、早めに切り上げて出発。
あとはゴールの長良川を目指して漕ぎ下るだけ。それでも以前の川下りでボートからの飛び込みと川流れを経験して味を占めている小5のRちゃん、中2のいとこを誘って飛び込みます。最後はYさん家の子どもとびこんで長良橋まで川流れです。この日は水が少し濁っていて「清流」とはいきませんでしたが、ライフジャケットをつけての長良川の川流れは格別です。
この日は「飛び込み岩」以外河原に上陸することなくずっと川の上でしたが、猛暑を感じさせない気持ちのいい時間を満喫することができました。川の近く住んでいるYさんもボートからの視点はとても新鮮との感想でした。個人的にもとても外で遊ぶ気にはなれないような暑い日(高齢者には特に厳しい)に参加者の皆さんに引っ張り出していただいた感じで、本当にありがたく感じています。今回も<人>(参加者の皆さん、スタッフ)、<場>(長良川)、<縁>(無償でEボート、駐車場を提供いただいた、笠松町、地主さん)にあらためて感謝。ありがとうございました。
本流にEボートを下ろします | <天然のウォータースライダー> | 親子で<スローロープレスキュー> 体験 | <あんま釣り>に挑戦 | 山田川からの流れ出しはボートを引っ張って下ります |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
「飛び込み岩」 のしもに上陸 | 気合を入れて飛び込みます | 楽しい川下り | 飛び込まずにはいられない | 最後は長良橋まで川流れ |