昨
「シーズン最強の寒波」もようやく収まりましたが、根尾東谷の大雪はかなりなものです。今回の参加者はネイチャースキー初体験の2家族4名、3度目ながら滑る気十分なYさん親子、お母さん2回目のネイチャースキーの常連K家3名。初参加の2家族は雪道、雪の体験が未知数なので不安はありましたが(集合場所「道の駅織部の里」から現地まではスタッフの車でお送りしました)、お母さんがしっかりしていたので(聞くと「森のようちえん」グループ)、心配なく1日を乗り切ることができました。
ストレッチでの準備運動の後で、キャンプ場内で「歩くスキー」の基本練習。それが済むと、ちょっとした起伏を利用しての滑る練習。もちろんその前に登る練習。歩く、登る、滑る、基本はしっかりスキー板の上に乗って、踏む。理屈は簡単ですが、実際そうはいかないのが「ネイチャースキー」
それでも子どもたちは小1の女の子を除いては問題なく雪に順応していきました。ただし、ネイチャースキーが初めて(そして2回目)お母さんたちは最初はちょっとした面でも簡単に転んでいました(それが普通です)。慣れてくるとある程度の斜面を滑れるようになりました。
練習っばかりではつまらないので、「滑り」にいきます。キャンプ場内は一部除雪(豪雪でスタッフの方が大変です)されていて、お客さんのテントもあるので、柵を越えて、キャンプ場の外を歩きます(歩くスキー)キャンプ場の端まで来ると雪の起伏(雪の下の状態はわかりません)が現れるので、そこで遊びます。スキーをつけたまま、登って、滑ります。クロスカントリーの板の裏はうろこ状になっていて前には滑れて後ろにはずり下がらないようになっているのです。ただし、斜面が急になると階段状に横歩きで登っていかなくてはいけません(これは小さい子や初心者には難しい)。
次はキャンプ場脇のスロープ(川に降りる道)。今回は雪の抵抗が少なく、それでいてスピードが出ない雪質。クロスカントリスキーが初めての人も安定して滑ってきます。いつもどうやってとなるかが問題ですが、ここは自然に止まるので怖くありません。この滑りで物足らない人は、横の「壁」を斜滑降で滑ります(角度は自分で選ぶ)。緩斜面では物足らないK家の
I ちゃん(今回は I ちゃんが3人もいた!)急角度で滑っていました。お父さんは娘に負けじと急斜面に挑んで(転んで)いました。ナイスチャレンジ。お母さんがたも自分に合った斜面で十分楽しんでいました。ただし、小1のAちゃん、スキーにうまく乗ることができず、ついにリタイヤ。おなかもすいてきたので、お昼にすることにしました。これまで動いてきたところにはネイチャーな場所はなく、どこにしようかと迷いましたが、キャンプ場んのはずれ(場外)にいい場所があったのでそこで雪のテーブルを作りましたが、天気も良く気持ちのいいランチタイムになりました。
結局キャンプ場を離れることはなく、最後は場内の端っこを一周(下見済み)することにしました。ただ、途中に壁(雪の下はたぶん玉石のコンクリート)を越えなくいてはなりません。I
さん親子を除いてぜ全員「難関」を乗り越えて戻ってくることができました。途中でリタイヤ組の I さん親子も合流して(あきらめなかったのですね)、全員無事ゴールすることができました。
2年間雪が少なくて苦労したのとは打って変わっての記録的な大雪。災害的といっていいほどの地域もありますが、我々雪で遊ばせてもらう立場でも不安になるほどの雪の今シーズンです。まさに異常気象と言えますが、そもそも人間の思い通りにはならないのが自然。それでも、雪と「お友達」になればこんなに楽しいものはありません。そのことを今回は子どもたちはそしてそのお母さん、お父さんが証明してくれました。
NEOキャンピングパークのスタッフの皆さんにはスキーレンタル、施設、場内使用で今回もお世話になりました。ありがとうございました。
キャンプ場の広場で歩くスキーの練習 | 次は滑る練習 とても不安定 |
柵の外を歩きます。 左手は川 |
キャンプ場内の起伏を登って滑ります | 「壁滑り」 に挑戦 |
いい滑りです | お母さんも余裕の滑り | キャンプ場の脇でsetujouranti | 食後の一滑り | 一度リタイヤした小1女子 復活しました |
親と子のネイチャースキーin根尾東谷
2025.2.24