Eボート長良川クリーンアップ作戦 2011.11.6 報告

 天気図では前線接近、天気予報では傘マーク。秋晴れの下気持ちよく川を下りながら川岸の清掃、を期待してましたが、自然は思い通りにはなりません。
 まだイベントのシーズンなのか、また、当日の天候不良による体調の心配からか相次いでキャンセルが入り、参加したのはスタッフ2名と参加者6名の計8名。さみしいものになってしまいました。
 雨具をつけての藍川橋からのEボートへの乗り込み。少し下ると右手に広がる砂の河原(藍川橋付近の河川改修によりかなり流れが変わりました)そこに点々とするゴミ。平常時の水位では水の下に隠れてしまっているゴミが渇水によっていっぱい現れてきていますこれらはここで捨てられものではなく(ここにはほとんど人は入ってきません)、上流から流されてきたゴミ。多くがプラスチックやポリエチレン。ペットボトルや空き缶は比較的少ない。
 Eボートで上陸。みんなでゴミを拾い、あっというまにゴミ袋がいくつかできました。今回子どもの参加は2人でしたが、何回も川下りを体験しているリピーターで川慣れていて、よく動いてくれました。
 集めたゴミは専用のボート(空気で膨らませる2人用のゴムボート)に積んで曳航します。河原をきれいにして再びボートを漕ぎ出すと今度は対岸の木に引っ掛かったゴミが気になります。こうしたゴミは川下りをしていていつも気になるのですが、人が近づきにくいところにあったりしてそのままになってしまっています。今回水位が下がったおかげで接近の試みることができました。こういうところに引っ掛かっているゴミは大きくかつ木に絡みついています。スタッフが岸に上がり何とか取り除くことができました。大物込ゴミでゴミボートは満杯になってしまいました。
 木に引っ掛かったゴミを取り除くを次から次へと出てくる「木掛りゴミ」が気になるのですが、今回はこれで作業終了。鵜飼大橋で上陸。岐阜市(環境事業課)にお願いした回収場所にゴミ袋を運び、クリーンアップ作戦は終わりました。
 今回の活動の意味はいつも川下りでお世話になっている長良川へのお礼ですが、川下りが初めての人にも長良川美しさを味わってもらってその美しさにふさわしくないゴミを何とかしようというものです。
 川のゴミは捨てないようにしても上流から流れてくればいつまでたってもなくなりません。しかし、清流長良川にには似つかわしくないという気持ち、清流長良川をいつまでの保ちたいという人々の気持ちこそ大切にしなければいけないと思います。
 千鳥橋の河原からEボートを漕ぎ出します。夏の平常時に比べ水位はかなり低い。 千鳥橋しもの右岸
砂がたまった河原には漂着ゴミが点々と 
ドラム缶も流されてきていますがこれは運べません。  ここにも釣り人が残したゴミ(ルアー)が。
川遊びには大変危険です。 
少しの時間でたくさんのゴミが回収されました。 
千鳥橋しも左岸の河畔林でゴミの除去
木に絡みついた大きなゴミは取りづらい 
回収された大物ゴミでゴミ用ボートは満杯に
瀬の下りで落とさないよう用心! 
 大収穫?でした。
これで今回のゴミ回収作業はおしまい
 鵜飼大橋下で上陸
みんなでゴミ袋を指定の回収場所まで運びます。
 最後は長良橋かみのゴール地点まで
ゆっくり川下りを楽しみます。
お疲れさまでした。
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