Eボート長良川クリーンアップ作戦 2012.10.27 報告



 絶好の川下り日和になりました。しかし、今回も岐阜市のイベントなどと重なり、なかなか参加者が集まってきませんでした。それでも、エヌエスネットの自然体験活動のリピーターの方を中心に何とか、Eボート1艇分の10名の参加者が集まりました。
 気持ちのいい秋空の下ですが、川遊びの人はほとんど見かけません(もったいない!)。千鳥橋の河原から澄んだ水の長良川に漕ぎ出していきます。さっそく気になるゴミが川岸に現れてきます。川の水、川から見る風景は申し分なくきれいなのですが、川の両岸に流れ着いたゴミが見苦しい存在になっています。この清流長良川に似つかわしくない風景こそが川を下りながら川岸の清掃を行おうという『Eボート長良川クリーンアップ作成』の動機です。
 まず、右岸(北側)に上陸します。小石と砂が広がる河原の水際には漂着ゴミがたくさんありました。小さい子も含めた参加者全員の手でゴミを拾いました。やはり、ペットボトルが多かったのですが、ペンキなどのスプレー缶が2つもありました。こういうゴミはたちが悪いですね。見えるとこ全部をきれいにするまではいきませんでしたが、かなりきれいになったことに満足して次のポイントに向かいました。
 対岸(右岸)に渡り、河畔林が茂る岸に上陸します。川下りをしながらきれいなはずの川岸の林にビニールのゴミなどが引っかかっているのを見るのはとても見苦しく感じられ気になるものです。それで今回もそんなゴミに狙いをつけ回収作戦に乗り出したのですが、これがなかなか難しい。足場が悪く、地の枝にからみついたゴミをはがすのは結構手間がかかります。これも十分にゴミを取り除くと他ができませんでしたが、一応の成果を上げクリーンアップ作戦のゴミの除去は終了。
 あとは回収したゴミを船から落とさないように気を付けて川を下ります。好天の秋空の下の川下りはとても気持ちのいいものです。これだけでもゴミ拾いの作業で頑張ったご褒美といえます。参加者の子どもたちは船の上から川の中を泳ぐ大き
魚を発見して(ナマズも見つけたそうです)大喜び!
 鵜飼大橋で上陸。岐阜市(環境事業整作課)にお願いした回収場所にゴミ袋を運び、クリーンアップ作戦は終わりました。
 今回の活動の参加者は低学年の小学生が多くゴミ収集の活動としては量的には成果が不十分だったかもしれません。でも、初めての川下りの参加者が長良川の美しさ、素晴らしさとそれに似つかわしくない河原のゴミになにかを感じてくれたなら、この活動の意味があったと思います。できれば、次回はもっと大人数でもっと徹底したゴミの除去ができたならと考えています。

千鳥橋の河原から漕ぎ出していきます。  千鳥橋しも右岸の 河原で漂着ゴミを拾います ゴミが散乱していた川岸がきれいになりました(手前はフライパンのの漂着ゴミ)  千鳥橋しも左岸の河畔林に引っ掛かったゴミを取り除きます  小学生も活躍 (この子はEボート川下りのハードリピーター )
込収集活動を終えて漕ぎ出します  長良川の澄んだ川の水の上をボートで下っていくのは申し訳ないほど気持ちがいい  ゴミ回収予定場所までゴミ袋を運び、「お疲れさまでした!」  作業終了後は川遊びのオプション
でも時間が来てしまい、これもお終い 
長良橋の河原にゴール
あっという間に終わった半日でした 
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