Eボート長良川クリーンアップ作戦 2016.11.13 報告


 
 長良川でいっぱい遊ばせてもらいことへの感謝の気持ちを込めて、今年も清掃川下りの活動を行いました。
 長良川環境レンジャー協会協会主催の長良川流域連携クリーン作戦に連動して『Eボート長良川クリーンアップ作戦』を実施ました。今年は度重なる台風などによる大雨によって増水が繰り返されましたが、そのせいか見た目には河原の漂着ゴミは少なめでした。
 いつものことながらこの季節の川は素晴らしくきれいで、川を下るEボート上から澄んだ水の中を泳ぐ魚の姿が見えます。下見をして計画した予定の通りに千鳥橋しもの右岸に上陸してゴミを拾います。川の流れが変わって砂の多い河原が広がっていますが、ゴミのある個所は限らています。一通り集めて次のポイントへ向かいます。予定では右岸の河原の清掃だけを行うつもりでした。川を下っていくとやはり左岸の木に引っかかったゴミが気になります。Eボートで立ち寄ってゴミを取りにいきます。岸が崩れやすいのでボートに乗って取れる分だけ取り除きました
 古津のわんどの手前の河原に上がります。河原の上には目立ったゴミは少ないのですが、あちこちに河畔林に引っかかったゴミが見かけられます。大半が上流の農場で使われていたビニールやポリエチレンのプラスチックごみだと思われます。川下りをしていていつの気になるるのがこうしたゴミです。集めるとゴミ袋がいっぱいになりました。
 一仕事終えた小学生たちは川遊びモードに切り替わっています。さすがに飛び込みはやりませんでしたが、わんどの中で泳いでいました。ボートに上がっても寒がっていましたが、さぞかしこの時期の長良川の泳ぎは気持ちが良かったことでしょう。(大人にはとてもまねできません。
  『Eボート長良川クリーンアップ作戦』は川への感謝と同時に川の環境保全の啓もう活動の意味もあります。今回は長良川の川下り、川遊びでいっぱい遊んだ小学生の家族が参加してくれましたが、残念ながら参加者が十分に集まりませんでした。『Eボート長良川クリーンアップ作戦』は基本的にはボランティア活動ですが、川下りのおためし体験の機会でもあります。天候さえよければ、一年のうちもっとも気持ちのいい川下りができます。エヌエスネットの広報力の不足を感じますが、あらためて長良川の美しさを感じると同時に、そのことを一人でも多くの地域住民の方に知ってもらいたいと強く思った一日になりました。
千鳥橋しも右岸に上陸
漂着ゴミを拾う 
毎年流れが変わる
今年の漂着ゴミは少なめ 
対岸(左岸)の木に引っかかったゴミが気になり取りに行く  河畔林に引っかかったゴミ が目立つ ビニールやポリエチレンのゴミが多い 
農家で使用してったものが流されてと思われる  タヌキ?の足跡
人気のない水辺は野生動物の活動の場 
野生動物に近い小学生が水遊びを始めた  しっかり河川ゴミを拾い集めた  アユも拾った 

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