久々ににぎやかな野麦キャンプになりました。参加者20名、スタッフ6名、元気で勢いのある1週間でした。
出だし、受け入れ先が人数を読み違え、送迎用のマイクロバスが参加者スタッフで満員になり、手荷物を積みこむスペースがなくなってしまいました。あわてましたが、参加者のお父さんが荷物用に車を出していただけることになり何とか解決しました。Yさんありがとうございました。
今回は珍しくキャンプ期間中雨なし(ぱらぱらとはきましたが)。自然のフィールドを存分に活用することができました。
全員、大きなけがもなく楽しくキャンプを終えることができたのは何よりでした。
ベスト3 @友達ができた A川遊び B野生動物に会えた B峠まで登れた
ワースト3 @峠ハイクで疲れた @アブに刺された B川の水が冷たすぎた
<今回のキャンプで特筆すべきこと>
@メインプログラムの野麦峠ハイクに総責任者の私(良さん)が怪我の都合で同行できなくて申し訳なかったのですが、そのかわり野麦の主、奥原渉さん(「野麦の館」主人)がガイドしてくれました(野麦キャンプで初めて!)
A予定していた<温泉川遊び>の川が思いがけなく水量が多く、川遊びができなくて<温泉遊び>だけになってしまいました。(自然は生きている。だからおもしろうい。だけど怖い。)子どもたちは源泉の野天風呂を楽しんでくれましたが、川遊びができなくて残念!
B<源流川遊び>でスタッフ間の情報共有ができていなて、初級コースのはずが、一部のリーダーと子どもたちが最源流までいっていまいました(上級コース?)。危険な場所ではないのですが、子どもたちに不安な思いをさせたかもしれません。責任者としてお詫びいたします。ただ、貴重な体験にはなったと思います。
C野生動物の行動が活発になっているように思えます。
参加者はリス(野麦峠ハイクの途中)、シカ(星空観察のキャンプ場からの帰り道の車中)に遭遇しましたが、村のはずれでおびただしいイノシシの掘り跡と足跡を見つけました。石膏で型どりをしてお土産に持ち帰りました。これらは、野麦の自然度の高さの表れですが、そのフィールドが耕作放棄地というのには複雑な思いがします。
<評価と課題>
@やはり、参加者の多いキャンプは活気があっていい。村の人たちも夏休みにこそもたちがやってくるのを喜んでくれているようです。
A今回は参加者の過半数が初参加でした。リピーターが多い野麦キャンプにあっては歓迎すべきことではあるのですが、「野麦の常識」を最初から教えていかなければならないという課題も出てきました。その点、経験豊かなキャンプリーダーを十分そろえることができなかったのは反省点です。
B参加者の半数が小学校4年生で占められ、岡崎グル―プが7名という大人数を数えました。元気な年代がおおく、キャンプが活気づいたのは間違いありませんが、参加者の多様な面をひきだすという点では不十分のものがありました。この問題も、キャンプリーダーの働きかけが必要で、力のあるスタッフをそろえることが今この課題となります。
野麦の生き物、フィールドサイン |
2012 夏 の 野 麦 子 ど も 自 然 体 験 村
2012.7.22-7.28